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【MINI Crossover 試乗レポート】MINIらしさに走破性をプラスしたSAV(スポーツ・アクティブ・ビークル)

MINI Crosoverはスクエアなフォルムで安定感抜群。一方で全体的に丸みを帯びているため、独特の可愛らしさも併せ持つ。

 

04 MINIらしさを残しつつも洗練されたデザインに進化
新型MINI Crossoverは、サイズアップしたといえども丸目2灯のヘッドライトやルーフから下に向かって広がる台形のフォルムは、クラシックMINI の典型的なデザインをしっかり受け継いでいます。とはいえ、MINIファミリー初のSAV(スポーツ・アクティブ・ビークル)として登場したこともあって、自らの持つ独自のキャラクターを目に見える形で表現していることも確か。例えば、6角形のフロントグリル、大きく膨らんだホイールアーチ、4 枚のドアなどは、このモデルの強靭なキャラクターと4WDシステムの存在を色濃くアピールしている部分といえます。
さらに昨年フルモデルチェンジを受けた新型MINI Crossoverでは、フロントグリルやサイドスカットルと言われるサイドターンインジケータは新らたなデザインに変更され、ルーフレールやサイドスポイラーもアルミニウムサテン仕上げとするなど、より洗練されて豪華になった印象を受けます。また、ヘッドライトはMINIファミリーとしては唯一楕円形のデザインとなっており、日中走行用ライトが周囲に配置されたLEDヘッドライトを初めて搭載しました。

 

MINI Crossoverのみに装着されている台形デザインのヘッドライト。外周には日中走行用ライトがあしらわれている。

 

サイドスカットルといわれるサイドターンインジケータは形状を大幅に変更。MINI Crossoverの新たなアイコンになっている。

バンパーはカラードを廃止してホイールアーチと統一感のある2トーンカラーに変更。精悍さが増した。

 

ブラックのホイールアーチでSUVらしさを演出。サイドスポイラーもアルミニウムサテン仕上げとなり、より洗練されたデザインとなった。

新型は初代よりオシャレになっているものの、ひと目でユーティリティ・ビークルであることを認識できるようになった。

 

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