fbpx
<br />
<b>Warning</b>:  Illegal string offset 'title' in <b>/home/kamig/foresight-web.jp/public_html/wp/wp-content/themes/foresight/single.php</b> on line <b>52</b><br />
h

BMW iX3 M Sport 試乗レポート

X3の良さをそのままにフル充電で460km走行可能な高性能EV
 

2021年11月、BMWはプレミアムミドルクラスのSAV(スポーツ・アクティブ・ビークル)として人気を博している「BMW X3シリーズ」に、フル充電で460km走行可能な「BMW iX3 M Sport」をラインアップに追加。第5世代のBMW eDriveテクノロジーを採用したパワー・ユニットは、高度に一体化されており、電気モーター、パワー・エレクトロニクス、トランスミッションがひとつの共同ハウジングに収納されているところが特徴で、出力は210kW/286psと強力なパワーを発生します。今回は、そんな「BMW iX3 M Sport」の実力を探るべく、いつもの嵐山-高雄パークウェイをドライブしてきました。
【試乗車:BMW iX3 M Sport ボディカラー:ミネラル・ホワイト / 取材協力:Kyoto BMW 宝ヶ池店

 

01.「BMW X3」はSAVセグメントの中核的存在
「BMW Xモデル」は、1999 年に「BMW X5」、2004 年に「BMW X3」、2008年に「BMW X6」、2010年に「BMW X1」がでビューし、全部で4つのモデルが存在します。「BMW X1」、「BMW X3」ならびに「BMW X5」は、それまでのオフロード車らしいSUVとは明確な一線を画し、オンロード走行性能を高めたSAVという革新的なコンセプトによって新たなセグメントを確立しました。とりわけ、「BMW X3」 は、このセグメントを確立するとともに、ベンチマークとして君臨しているモデルといえます。
 

●「BMW X3」の初代モデルは2004年6月にデビュー。最大のハイライトは、4輪駆動の新たな次元を切り開くxDriveと呼ばれるインテリジェントタイプの4輪駆動システムが導入されたことで、オンロードを走行中に駆動力の前後配分を無段階かつバリアブルにコントロールすることでタイヤがグリップを失うのを防ぐ仕組みです。これにより、コーナリング中においても最適な駆動力配分を行うことから、常にニュートラルステアを保つことができるようになっています。

 

初代「BMW X3」はクラシックなデザインとSAVならではのBMWの先進性を融合させたデザインを採用。シャープでありながら有機的な面によって構成されている <出典:BMW Japan>

後席のサイドウィンドーに使われている「ホフマイスター・キック」と呼ばれるライン処理は、すべてのBMWシリーズの中でもユニークなデザインとして注目された <出典:BMW Japan>

●2代目「BMW X3」が登場したのは、初代「BMW X3」のデビューから7年後の2011年3月のこと。2代目「BMW X3」は、BMW「X モデル」のさまざまな特長を備えながら、効率とダイナミズムを高い次元で両立する「よりクリーンに、よりパワーを。BMW Efficient Dynamics(エフィシェント・ダイナミクス)」の理念に基づく数々の新技術を採用。この結果、燃料消費率が約45%も向上するなど、さらなるドライビングの歓びと優れた環境性能を実現しました。
 

初めてのフルモデルチェンジを受けた2代目「BMW X3」は、ボディ・サイドのフロント・ホイール・アーチ後ろから車両後方へダイナミックに跳ね上がるウェスト・ラインが最大の特徴だ <出典:BMW Japan>

リヤ・エンドには水平なラインを多用して視覚的な安定感を表現するとともに、T 字型リヤ・コンビネーション・ライトのデザインにより、クルマをよりワイドに見せている <出典:BMW Japan>

●現行モデルとなる3代目「BMW X3」は2017年10月に登場。最新のBMWデザインを取り入れたエクステリアは、大型化されたキドニーグリルで表情に立体感を持たせたことが最大の特徴。このほか存在感のある六角形のヘッドライトやワイドでスポーティーな印象を強調するエア・インレットが採用され、よりスポーティでアクティブな印象を与えるものへ一新されました。また、部分自動運転を可能にした革新的な運転支援システムなど、最先端テクノロジーを余すことなく搭載されているのも特徴です。
 

現行型の3代目「BMW X3」は2代目の登場から6年後にフルモデルチェンジ。大型化されたキドニーグリルによってフロントの表情に立体感が増した <出典:BMW Japan>

サイド・ボディに新たに採用されたエア・ブリーザーに加え、滑らかなシルエットのルーフを組み合わせることで、アグレッシブかつ大胆なデザインとなった <出典:BMW Japan>

RELATED ARTICLES関連記事