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【MINI Crossover 試乗レポート】MINIらしさに走破性をプラスしたSAV(スポーツ・アクティブ・ビークル)

初代と比べて最大で220L拡大されたラゲッジスペースにより、ショッピングやアウトドアでの使い勝手が大幅に向上した。

 

03 初代よりひと回り大きくなって快適性と積載力がアップ
新型MINI Crossoverは、初代と比べて全長が195mm、全幅が30mm、全高が45mm拡大され、ボディサイズは全長4315mm×全幅1820㎜×全高1595mmとひと回り大きくなりました。他社で似たようなサイズのモデルを探してみると、メルセデス・ベンツGLA(4430mm×1805mm×1505mm)、アウディQ2(4200㎜×1795mm×1530mm)、フォルクスワーゲン・ティグアン(4500mm×1840mm×1675mm)などが該当し、車格的にはこのあたりがライバル関係になるでしょう。
実際に新型MINI Crossoverへ乗り込んでみると、しっかり5名分の座席が確保されており、身長180cmの私が乗っても圧迫感は一切感じることがなく、明らかに快適性がアップした印象を受けます。また、コマンドポジションは座席の位置が高くなったお蔭で視界が広がっており、この点は市街地走行時はもとより、悪路走行時の安全性に大きく貢献するはずです。
一方リアシートは後方へ最大130mmまでスライド可能で、バックレストのリクライニング機能に加え、40:20:40の割合で分割できるため、荷物の量に応じてフレキシブルに積載量を調整できます。また、ラゲッジスペースは450Lと十分なサイズですが、前述のリアシート分割機能を利用すると最大で1,390Lまで拡大可能。このクラスとしては最大級の積載力を誇っています。

 

座席位置が高くなったため、視界は以前にも増して広がった。SAVとしてベストのコマンドポジションを実現している。

 

リアシートはバックレストのリクライニング機能に加え、40:20:40の割合で分割可能。スキー板など長尺物も積載できる。

 

ラゲッジスペースは450Lと十分なサイズで、大きなトランクも余裕で積載できる。リアゲートの開口部も大きく作業も楽だ。

オプションで電動リアゲートオープナーを選択可能。コンフォート・アクセスと組み合わせればノータッチでリアゲートの開閉ができる。

 

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