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スズキ 新型ハスラー HYBRID G 試乗レポート

■スズキ 新型ハスラー HYBRID G(2WD/CVT)■ボディカラー:フェニックスレッドパール ガンメタリック2トーンルーフ ※全方位モニター付メモリーナビゲーション装着車

 
08.軽自動車とは思えないほど充実したセーフティサポート機能を搭載
新型ハスラーでは、ADAS(先進運転支援システム)「スズキセーフティサポート」も進化しています。例えば、夜間の歩行者も検知するステレオカメラ方式の衝突被害軽減ブレーキ「デュアルカメラブレーキサポート」をはじめ、「誤発進抑制機能」、「車線逸脱警報機能」、「ふらつき警報機能」、「先行車発進お知らせ機能」、ヘッドランプのハイビーム/ロービームを自動で切り替える「ハイビームアシスト」、一時停止標識の認識を追加した「標識認識機能」などを搭載しています。
一方リア側には、リアバンパーに内蔵した2つの超音波センサーで後方の障害物を検知する「後退時ブレーキサポート」のほか、「後方誤発進抑制機能」、「リアパーキングセンサー」などを搭載。軽自動車とは思えないほど充実したセーフティサポート機能が搭載されているので、どんなシチュエーションでも安全で安心して運転できるはずです。
 
09.全方位モニター付メモリーナビゲーション装着車ならば360度の3Dビューが可能
新型ハスラーでは、全方位モニター付メモリーナビゲーション装着車(メーカーオプション)もしくは別売の対応ナビゲーション(販売会社装着アクセサリー)を装着することで、クルマを真上から見たような映像などを映し出す「全方位ビュー」が可能となります。さらに、見通しの悪い場所で人などが近づいてくると知らせる「左右確認サポート機能」も前後に装備されているので、京都市内の狭い路地に入り込んでもヒヤっとすることはないでしょう。
 

デュアルカメラブレーキサポートは、前方の車両や歩行者を検知し、衝突の恐れがあれば音や表示によって警告。衝突の可能性が高まると自動で弱いブレーキを作動。さらに衝突の可能性が高まると自動で強いブレーキをかけ、衝突の回避または衝突時の被害軽減を図る。出典:スズキ

 
10.膨大なオプション群から個性的なスタイルに仕上げるワクワクを体験できる
これまで紹介してきたとおり、新型ハスラーは、ひと目でハスラーと分かる個性的なデザインに加え、アウトドアアイテムからヒント得て機能性を追求したタフさや力強さが魅力の軽クロスオーバー。当然ながら、パッケージング、走行性能、安全性能、快適装備などの点も大幅に進化していますが、一方でさまざまなスタイルに対応した個性的なオプションが数多く揃っているところも大きな魅力。購入時には、膨大なオプション群から自分好みのアイテムをチョイスして個性的なスタイルに仕上げることができるので、その段階からコンセプトどおりの「ワクワク!!」を体験することができます。コンパクトでタフ、しかも個性的なSUVを好むアウトドア派には、ぜひおオススメしたい軽クロスオーバーといえます。
 

新型ハスラーはオプションカタログを見ているだけでワクワクしてくる。膨大なアイテムが用意されているので、自分だけの個性的なスタイルに仕上げることが可能だ。出典:スズキ

 

各部を大幅に進化させ、想像力や行動力をかき立ててくれる新型ハスラーは、道のあるところならばどこへでも行きたい気持ちにさせてくれるタフで力強い軽クロスオーバーだ。

 

 

モータージャーナリスト / メディアプランナー
小原 裕一郎(Yuichiro Ohara)

ビデオリサーチ、ニールセン、Yahoo! Japanを経てフリーランスに転身。本職はマーケティングや広告だが、1990年代からモータージャーナリストとしても活動しており、とりわけ4WDやSUVには造詣が深い。
趣味はアウトドア(キャンプ、釣り)、バイク、アマチュア無線(JI1DLD)。犬と猫が好き。

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