03 インテリアはエントリーモデルとしては破格の最新機能を満載
新型1シリーズのインテリアは、FWD化されたことによって後席のレッグスペースが2代目より約40mm広くなり、より乗降しやすくなるなど、室内空間の機能性が大幅に改善されています。実際、身長180cmの筆者が後席に座ってみるとレッグスペースとは広々としているうえ、ヘッドクリアランスも十分。これならば大人4人乗車での長距離ドライブも疲労を感じずに済むこと請け合い。ラゲッジスペースの容量も2代目より20Lプラスの380Lとなり、後席を倒すと最大1200Lまで拡大するなど、FWD化による室内スペースの拡大を強く実感することができます。
インテリアデザインは、エクステリアの直線基調のキャラクターラインに合わせるように曲線はほとんど使わず、あらゆる部分をシャープな直線的なラインで構成。このお蔭でコクピットに収まると、いかにもBMWらしいスポーティーなイメージを味わうことができ、自然と走りへの期待が高まります。
すべての操作系がドライバーに向いて配置されるBMW伝統のコックピットには、美しく見やすい5.1インチのメーターパネルディスプレイに加え、ナビやインフォテインメントシステム用として8.8インチのコントロールディスプレイを配置。オプションのナビパッケージを選択すると、10.25インチのディスプレイを2つ備えた最新のBMWライブ・コックピットを組み込むことができるほか、大型化したBMWヘッドアップディスプレイも選択できます。また、センターコンソール奥にはQi対応のデバイスを充電できるワイヤレス充電機能を全車に標準装備するなど、エントリーモデルとしては破格の最新機能が満載されています。