時代のど真ん中
メルセデスのデザインが加速している。最近、新型車を見るたびに思います。「憎いぐらいにうまいなあ」と。GLAもこのモデルは2代目。初代はコンパクトSUVとして大ヒットしましたが、デザインの洗練度というところは個人的には「初めての商品だしな。」というところもありました。ただ「こんなニーズあるある!」と納得のGLA、2代目にして完成の域に達したように感じます。初代で感じたネガを全部消して、デザイン面も洗練され、一目見て「かっこいい!」と断言できる魅力の持ち主です。まさに時代のど真ん中をいく主役の一台だといえます。
走るとメルセデス
時代の先端をいくSUVデザインですが、運転してみるとメルセデスファミリー共通の「安心感」。良くも悪くもメルセデスはどのモデルに乗ってもコックピットからの眺めはほぼ一緒。横長の大型液晶ディスプレイ2枚セット。ハンドルも同じ時期にリリースされたものではデザインほぼ一緒。そういう意味では入門クラスでもパーツは上位クラスと同じというのはうれしいですよね! 運転してもミスへの許容量が大きく「そんなに急いでどこいくの? ゆったり行こうぜどこまでも(あくまでも個人的な感想です)」というメルセデスの安全運転思想が貫かれています。
カタチで選んでヨシ!
私の友人でGLAに乗っている人は何人もいます。共通点は、おしゃれな家族で小さなお子さん2人まで、チャイルドシートを後席に2つといった方です。Aクラスより背が高くて
お子さんをチャイルドシートに座らせるのに腰をかがめなくてもいいとか、やはり少しワイルドな感じが良いとかライフスタイルに合う最有力の選択肢としてGLAが上がってくるようです。子育てが一段落して夫婦でドライブという方には後席を収納してトランクを広く使っていただくとコンパクトなのに荷室が大きいという状況も作れます。我が家のことを考えると5人家族で子どもも大きくなってきて、サッカーの送り迎えもあるなど条件的にはGLBの7人乗りが魅力的に映ります。いまのメルセデスはそのときそのときの家族の状況にあわせてピッタリのクルマがラインナップされていますので、あとはカタチで選んでいただければ間違いありません。メルセデスのSUVは運転目線が高く視界の広がりも気持ちいいのですし、安全運転に必要な装備も完璧です。ぜひ試乗してみてくださいね!
——— メルセデス・ベンツ GLA 200 d 4MATIC(AMGライン装着車) ———
エンジン |
DOHC 直列4気筒 ターボチャージャー付 |
総排気量 |
1,949cc |
燃料消費率 |
WLTC モード:16.5km/ℓ |
最高出力[ネット] |
110kw(150PS)/3,400-4,400rpm |
全長×全幅×全高 (mm) |
4,440×1,850×1,605 |
車両重量 |
1,730 Kg |
乗車定員 |
5名 |
タイヤサイズ(前/後) |
235/50R19/235/50R19 |
●本仕様・主要装備・諸元などは予告なく変更される場合があります。●燃料消費率は定められた試験条件での値です。お客様の使用環境(気象、渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用等)に応じて燃料消費率は異なります。WLTCモードは市街地、郊外、高速道路の各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モードです。
1977年大阪府生まれ。同志社大学法学部政治学科卒業。2000年KBS京都にアナウンサーとして入社。入社2年目からは報道記者を兼務し、事件、政治、教育、大学担当などを歴任。25歳でニュース番組のメインキャスターを担当し「現場で取材し責任をもってニュースを伝える」スタイルを確立。現在はニュースの編集責任者=ニュースデスクも務める。国政、府政などの選挙特番の司会、構成も手掛け、京都の政治、経済の現場を幅広く取材中。クルマ、ゴルフ、料理好きの3人の子どものパパの両面を併せ持つ。