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MY CAR LIFE Vol.38 「メルセデス・ベンツ S 500 4MATIC long ちょい乗り試乗」

最上のその上へ
 
私が最も注目しているモデルチェンジがメルセデスSクラスです(いつもそんなこと言ってる?? そうですけど何か(笑))。値段関係なく最もいいクルマ教えて?と聞かれれば「メルセデスのSクラス」とこれまで言い続けてきた私としては(もちろん2,000万円オーバーのスーパーカーやラグジュアリーカーは除く)、今回も最もいいクルマを続けていただかないと困るわけで、並々ならぬ期待を持って対面しました。
デザインは正常進化だと思います。より美しく伸びやかになりました。いかつさは減少してさらっとしています(個人的にはこちらのほうが好み)。
乗り込むととんでもなくデカいモニターがセンターに。メーター画面と合わせてものすごい存在感です。インテリアはギラギラ感が増しています。
新時代のラグジュアリーは表現の仕方が本当に難しいですね。「脱贅沢」という世の中の流れがありながら、従来の贅沢の価値観と新しい時代の上質を両立させる。あと10年経てば全く違った高級・上質というものが目に見える形として出てくると思われますが、今はまさに過渡期でしょう。過渡期における最上の上を新型Sクラスは表現しています。

 

メルセデスベンツ Sクラス コックピットディスプレイ

 
スーパーカーでラグジュアリーカーでコンパクトカー!
 
今回のSクラスはすべて四輪駆動になりました。ハンドリングは抜群です。安定感があります。良く曲がります。あと、マイルドハイブリッドでモーターアシストが出足で効くのでハイパワーなエンジンとあいまって文句なく速いです。スーパーカーです。
乗り心地は無敵の滑らかさです。唯一、コツコツ感じる領域は時速60キロ前後。それまでの速度域と、ハイスピードはえもいわれぬ魔法の絨毯の世界です。ラグジュアリーカーの鏡です。そして、コンパクトカーのくだりですが、全長5メートル20センチ以上あるクルマのどこがコンパクト?と言われそうなのですが、四輪操舵という技術=後輪もステアするんです。高速域は安定方向に働いて、低速域は小回り性能が劇的にアップします。試乗中、狭いスペースでUターンする必要があったのですが、ステアリングが切れること切れること! 信じられない小半径でUターンできました。「軽自動車並みやん!!」と思わず叫んでしましました。と、いうことは狭い道が多い京都でも取り回しに苦労しないということです。大型車を運転するときのデメリットが解消されているというのは本当にすごいことです。

 

メルセデスベンツ Sクラス リアビュー

 

 
 
自動車の進化はどこまで続くのか
 
新型Sクラスの進化を目の当たりにすると「このまま自動車が進化すればどこまでいってしまうのだろう?」と少し怖さすら感じるほどです。心地よさにキリはないのか?どこかで終点を迎えるのか?運転しながらそんなことを考えてしまうぐらい、いま考えられる最高が凝縮された存在です。もはや自動車という範疇を超えて現代の人間が生み出した工業製品の極みともいえるのではないでしょうか?
この新型Sクラスで、スーパーカーもラグジュアリーカーもコンパクトカーも、満喫してください。

 

竹内弘一さんとメルセデスベンツ Sクラス

 

撮影地 嵐山-高雄パークウエイ → https://www.parkway-hankyu.com/

 

 
 

メルセデス・ベンツ京都中央でご試乗ください。

メルセデスベンツ試乗車展示車情報

 

 
 

竹内氏スマイル

フリーアナウンサー竹内 弘一 たけうち こういち

1977年大阪府生まれ。同志社大学法学部政治学科卒業。2000年KBS京都にアナウンサーとして入社。入社2年目からは報道記者を兼務し、事件、政治、教育、大学担当などを歴任。25歳でニュース番組のメインキャスターを担当し「現場で取材し責任をもってニュースを伝える」スタイルを確立。国政、府政などの選挙特番の司会、構成も手掛け、京都の政治、経済の現場を幅広く取材。現在はフリーに転身。クルマ、ゴルフ、料理好きの3人の子どものパパの両面を併せ持つ。

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