[SHOWROOM] マツシマのスタッフが注目のクルマを探求
新型「Audi Q5」(Audi奈良 藤木雄人)
Audi中堅SUVの【Q5】が2021年2月にかなり大きなマイナーチェンジを行った。エクステリアは最新のデザインを取り入れ、インテリアではタッチスクリーンを備えたMMIナビゲーションシステムが導入された。また、「45 TSFI quattro」と「40 TDI quattro」には12Vマイルドハイブリットが搭載された。そんな新型【Audi Q5】を、Audi奈良の藤木雄人(ふじき ゆうと)が独自徹底解説します。
2020年マツシマホールディングス入社。Audi奈良で営業担当。お客さまの立場に立って、お客さまの話を自分のことのように親身になって耳を傾ける。そして、今日車を購入したい、と思っていただけるような対応を心がけています
趣味はカレー屋さん巡りです。
アウディらしいかっこよさ
Audi Q5は「迫力のあるかっこいい」誰が見てもその言葉が出てくる車だと思います。
エクステリアのデザインについてはAudiの全車種に共通して言えることなのですが、どこから見ても全体的にかっこいいと思います。Q5を前から見ると、すごく立体的なデザインで迫力があります。横から見るとラインがスパッと入ってきれいで、そしてテールに向かって引き締まっていきます。人間に例えると「顔はかっこよくてスタイルもいい」そんな車です。
マイナーチェンジ前は、フロントグリルのシルバーの縁取りを太くして力強さを演出していましたが、今回のマイナーチェンジでは、シルバーの縁取りが細くなりました。威圧感よりは、洗練されたデザインになっています。
サイズを見ていただければわかるのですが、全長4,685mm、全幅1,900mm、全高1,665mmとワイドに広がっているのですけど、全長は見た目以上に短いので、実際には使いやすい、小回りが効きやすいというのが特徴です。
デザインの部分でもワイド感を演出していますが、例えばボンネットにラインを引いて、光の加減で影を作り、より立体的に見えるようになっています。このおかげで走っている時は、普段以上に大きな車という感じがします。
シンプルこそ美学
Q5のインテリアにも共通して言えることなのですが、派手派手しさがなくシンプルで、そこがかっこいいと思います。かっこいいと感じるものにはシンプルなものが多くないでしょうか? Audiには「シンプルこそ美学」という言葉がピッタリだと私は考えます。イメージで言うと、マッチョな人が無地のTシャツを着ていて、シンプルなパンツを履いているような、そういう印象です。派手なものはその時のトレンドだったりして、流行り廃りがありますが、シンプルというのはいつまでも色あせない美しさがあると思います。
さらに、シンプルには使いやすさが付いてくると思います。ステアリングのボタン一つでもそうですが、このボタンは多分こういう機能だろうなと、Audiはすごくわかりやすいです。乗っている人にも不便を感じさせないデザインになっています。
機能的な部分がデザインに反映されていなくて、それでも機能がしっかり使えるといのもAudiらしさです。例えば、Q5のミリ波レーダーは、バンパーの左右に搭載しています。フロントグリルの中央にツルっとしたレーダーっぽいのが付いてないのは、この車の美しさに貢献していると思います。
洗練された音や感触
Audiはラテン語で「聴く」という言葉が語源です。ドアを閉めたときの重厚感ある音とか、ボタン一つの音もそうですが、音にこだわって作られています。
ダイヤル式のスイッチひとつとっても触れていただければわかりますが、回した時にすごく心地よい音を出してくれますし、触れた時のギザギザ感は職人的な丁寧な作りが感じられます。
ナビゲーションは、新しくタッチ式に変わって操作も簡略化されました。Audiはタッチの感度が速くて、スマートフォンと同じような感覚で触ってすぐに反応してくれます。画面を押した時に「パチッ」と反発して、操作感が音と触感で気持ちよく伝わってきます。タッチになって、なおさら使い勝手がよくなったっていうのは胸をはって言えるところだと思います。
シフトレバーもスマートでエレガント、Q5のかっこいいところだと思います。レバーをガチャガチャと動かすのではなく、手首をクイッと動かしただけで、リバースやドライブに変更できます。
ステアリングはシンプルに作られていますが、触った時の感触がすごく良い材質を使っています。
そういうのが積み重なってできた車ですので、ものすごく居心地が良いというわけです。より良いもので、より洗練された落ち着いたものを空間に使っている。これは長く乗っていただいても飽きが来ないというところに繋がると思います。
誰でも満足できる乗り心地
乗り心地で独特なものがあまり感じないのが、Audiの良いところだと個人的に思います。男性のお客様でスポーティーな乗り味が好みのであったり、女性のお客様はあまり硬すぎるのは運転するのが辛いというのもあったりすると思うのですが、Audiは良い意味で誰でも乗れる車です。スポーティーな雰囲気も楽しめて、運転に対する疲労感は少ない、誰がどこでも走れる車だと思います。
Q5にはアウディドライブセレクトといって[オフロード][エフィシエンシー][コンフォート][オート][ダイナミック][インディビデュアル]と乗り味のモード設定を変えられる機能がついています。さらにエアサスペンション装着車を選んでいただくと、サスペンションの高さや硬さを調整するシステムが追加されます。例えば高速道路などでの巡航時は、路面の凹凸をきれいに吸収してショックを抑える。加速時や比較的高い速度でコーナーに進入したときは、足まわりをビシッとする。ご主人がスポーティーな走りをしたい時は[ダイナミック]を選んでいただいて、奥様が乗られる時は、燃費の良い[エフィシエンシー]を選んでいだくだけでも、お互いに満足感は得られると思います。
アウディのSUVの「Q」はQuattroのQから来ています。Quattroは、Audiの四輪駆動システムのことで、ゲッコー(ヤモリ)がシンボルになっています。ヤモリがどんな壁でも4本の脚でぴたりと吸い付きながら走るように、Quattroの走行性を表しています。
四輪駆動でずっと走っていると燃費が悪くなります。Quattroは、四輪駆動が不要の時にはほぼFFのシンプルな感じで走って、センターカメラを通して路面状況とかを判断して、必要な時に四輪の荷重配分を調整します。よく雪道のQuattroと思われることがありますが、実際この四輪駆動は高速安定性にすごく優れていて、高速のコーナーでもブレずに、ピタッと吸い付いたような走りをしてくれます。
advancedとS line
Q5には標準仕様の[advanced]と、スポーティ方向に振った[S line]の2モデルがあり、まずフロントの顔が違ってきます。S lineは、フロントグリルがハニカム形状で、アウディでいうスポーツラインのRSの雰囲気が出てきます。
advancedはどうかというと、スポーティー感はあるのですが、あまり荒々しくなく、洗練されたデザインだと思います。
「男はS line」みたいな声もありますが、私はadvancedもカッコイイと思いますし、自分が乗れるとしたらadvancedに乗りたいと思います。
advancedの標準装備はレザーシートではなくクロスなのですが、私は、車の内装はレザーがかっこいいと思うタイプです。S lineでしたら、ダイナミカとレザーのコンビネーションのスポーツシートが標準で付いてきます。ダイナミカはアルカンターラと呼ばれているスエード調の生地のことです。でもS lineのレザーではなくて、advancedのオプションで「ラグジュアリーパッケージ」を追加すると装着される、パーシャルレザーのシートが好きです。スポーツスポーツしているのではなくて、品のある感じのレザーシートになります。
新型Audi Q5について、YouTube動画でより詳しく説明しています。ぜひご覧ください。
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