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京、でかけよう。vol.33 〜「氣」がたち昇る京都の奥座敷へ。貴船神社〜

沿道を歩き、最強のパワースポット・奥宮へ。
本殿奥の山門から歩いて15分ほどの奥宮までは、清らかな川のせせらぎに耳をかたむけながら沿道を歩いて参詣します。自然に囲まれた貴船は、街中の気温からマイナス10℃になることもあり、ゆっくりと歩くのに心地よい空気が流れています。

 

山門から階段を下りて沿道に向かいます

 

和泉式部が恋の成就祈願のため身を清めたという「思ひ川」を渡り、貴船神社最大のパワースポットといわれる奥宮境内へとむかいます。

 

初夏からは川の上に川床があらわれます

初夏からは川の上に川床があらわれます

大杉並木の先にある朱色の「神門」は奥宮境内への入り口です

大杉並木の先にある朱色の「神門」は奥宮境内への入り口です

当初の貴船神社が創建された場所は現在の奥宮であり、今の本宮は1055年に奥宮より遷座したものだといわれています。貴船神社の起源は、天武天皇の母・玉依姫命(たまよりひめのみこと)が黄船(黄色の船)にのってたどり着いた地に神をお祀りしたという伝説にまでさかのぼります。拝殿・本殿のすぐそばには、その黄船を小石で覆っていると伝えられる「船形石」があります。

 

航海安全の信仰が寄せられる「船形石」

航海安全の信仰が寄せられる「船形石」

 

「連理の杉」で良縁を祈願

奥宮の境内にある「連理の杉」は、杉と楓が合体した大変珍しいもの。異なるもの同士が一つになることから、夫婦円満や良縁などにご利益があるとされています。

本殿の真下の地下には、誰も見ることが許されない「龍穴」の井戸があるといいます

本殿の真下の地下には、誰も見ることが許されない「龍穴」の井戸があるといいます

 

様々な謂れが残る貴船神社。御神徳を授かりに、四季折々の美しい姿を見せる貴船に足をのばしてみませんか。

 

鞍馬貴船 | 神社 |

貴船神社(きふね神社)

075-741-2016
京都市左京区鞍馬貴船町180
拝) 境内拝観:6時〜20時(12/1〜4/30は18時閉門)、授与所受付:9時〜17時、ご祈祷受付:9時30分〜15時30分

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