世界遺産・二条城と重要文化財・京都国立博物館の2会場を舞台にアートの祭典
artKYOTOは、古美術から現代美術までの出展ギャラリーが、それぞれの審美眼に基づいて厳選したアート作品を展示・販売する美術市(アートフェア)です。
今回はさらに、狩野派をテーマに美術史の変遷を体感できる「美術史体験ツアー」、現代大衆演劇の早乙女太一と和楽器ユニットRin’による「舞踊劇」、次世代の芸術家を支援する「若手アーティスト支援」など複数プログラムが同時開催されます。
メイン会場は、明治近代建築物である重要文化財・京都国立博物館。昨年からの会場でもある世界遺産・二条城と合わせて、京都を代表する歴史的建造物2会場で、アートの価値、可能性を発信します。
■「artKYOTO2020」の見どころ ■
●美術市(アートフェア)
メインプログラムである美術市(アートフェア)では、古美術から現代アートまでジャンルや地域を越えて、21軒のギャラリーが出展。初出展が10軒と、地元京都からは6軒が出展します。
2020年のメイン会場は、近代洋風建築の重要文化財・京都国立博物館の明治古都館で開催します。 明治古都館は、明治30年に開館した京都国立博物館のシンボルともいうべき煉瓦造りの建物で、通常非公開。厳選されたアート作品の鑑賞はもちろんのこと、購入できるまたとない特別な場となります。
●美術史体験ツアー
「狩野派」をテーマに美術史の変遷を体験するプログラム「美術史体験ツアー」を二条城および京都国立博物館の2会場で実施します。
「二条城篇」では日本を代表する絵師集団“狩野派”の狩野探幽が現代に蘇る設定のもと、二条城の二の丸御殿の襖絵、壁画、装飾品を、狩野探幽を語り部に音声ガイドで案内します。また「京都国立博物館篇」では、“狩野派”の流れを汲む美術作品を紹介します。
●舞踊劇「乱舞〜二条城〜」
現代大衆演劇の早乙女太一が和楽器ユニットRin’とのコラボにより、二条城の歴史的エピソードを舞踊劇として披露します。
12月5日から、公式サイトで一部オンライン配信が予定されています。
●若手アーティスト支援事業
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、若手アーティストは作品制作や発表の場が失われています。「artKYOTO 2020」では作品発表の機会を創出することで、文化芸術を学ぶ若手アーティストを支援し、京都の文化芸術が未来へ継承・発展することを目指します。
■ 「artKYOTO 2020 ~History in Action Festival~」の開催概要 ■
一般公開:2020年12月4日(金) ~ 12月6日(日)
会 場:元離宮二条城 二の丸御殿、東大手門、唐門、展示収蔵館(京都市中京区二条通堀川西入二条城町541)
京都国立博物館 明治古都館(京都府京都市東山区茶屋町527)
入場料:一般 前売券 5,000円(税込)
※枚数限定 ※事前予約制 ※別途、各会場への入場料が必要となる場合があります
主 催:artKYOTO実行委員会 京都市・一般社団法人 アート東京・株式会社電通
公式URL:https://artkyoto.jp/