■今回の会場の特徴とひとつだった「OPEN ROAD」の出入口。その左奥には青海展示場があり、トヨタ、ダイハツ、スバルなどのメーカーのブース、商用車のブース、Out of KidZaniaなどが出展していました。
●トヨタブースの全景。「PLAY THE FUTRE!」というテーマのもと、”主役はクルマではなく「人」!!”というコンセプトで、今回は市販車を一切展示しない形で出展。未来の入り口、未来の広場、未来のステージ、未来からの出口という4つのコーナーで参加・体験型のブース構成としていましたが、ちょっと分りずらい印象がありました。
●TOYOTA e-RACER。“未来の愛馬”として紹介されたe-RACERはタンデムの2人乗りEVスポーツカー。専用のデジタルグラスを装着して好みの走行シーンを現実世界に重ね合わせたり、自分の体型に合ったシートやアクセサリーをカスタマイズできます。ちょっとバットマンカーのようで、昭和世代には親近感のあるデザインでした。
●TOYOTA e-Palette。人のもとへお店やサービスが向かったり、移動中の車内で趣味の空間を創出するなど、未来の人々の暮らしに寄り添ったEV型モビリティ。2020オリンピック・パラリンピック競技大会でも走るe-paletteは、前後対称の箱型デザインを採用し、タイヤを四隅に配置することで広い室内空間を確保しています。
●トヨタ車体 PMCV Concept。トヨタのミニバンの企画、開発、生産を担うトヨタ車体が提案する「2030年のミニバンのあたらしいカタチ」です。様々なライフシーン、乗る人、載せるものなどに合わせて8つのシートレイアウトアレンジが可能。座席をすべて格納できるので、フラットな室内空間が生まれ、⾃転⾞やサーフボードなど⻑尺物も楽に載せられます。
●Out of Kidzania。人気の子ども向け職業体験型施設「キッザニア」とコラボレーションして「こども達が働く街」を再現。カーデザイナーやメカニックなど、クルマに携わる仕事から遠隔操作オペレーターまで様々な職業体験が可能。これまでのモーターショーは、子供には退屈な場所でしたが、今回は子供連れのお客様も十分楽しめたようです。
●Out of Kidzaniaのマツダブース。ここでは金型磨き職人の仕事を体験できるのですが、むしろ大人もやってみたくなるようなマニアックな体験ブース。おそらく職人さんが磨いているのはロードスターのフロントフェンダーですが、MAZDA車の美しいデザインは、このような職人技に支えられていることが良く分かります。
●タカラトミカのブース。ミニカーファンには見逃せないブースで、12月発売予定の「トミカ50周年記念コレクション」も先行展示。「2019 東京モーターショー開催記念トミカ」(12種)、「日産 GT-R 50th アニバーサリー」、「日産 フェアレディZ 50th アニバーサリー」、「tomicaネッツ兵庫86BS トヨタ86」などレアなトミカも展示されていました。
●HINO ダカール・ラリー2019参戦車。中型トラックの日野レンジャーをベースに開発された車両総重量7トン超の迫力ある車両で、2019年大会ではクラス10連覇を達成しました。モーターショーではお馴染みの車両ですが、会場では参戦車への搭乗体験や写真撮影も可能。運転席に乗ってみると想像以上に高く、とても迫力がありました。