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THE 46th TOKYO MOTOR SHOW 2019 REPORT

■レクサスの次世代電動化ビジョンを象徴するコンセプトカー「Lexus LF-30 Electrified」。ボディサイズはメルセデスのSクラスやBMWの8シリーズより遥かに大きく、2030年のEVを示唆したという未来的なデザインも手伝って存在感は抜群でした。詳しくはYouTubeにショートクリップがアップされているので、こちらをクリックしてご覧ください。→ Lexus LF-30 Electrified

 

■マツダ

●MAZDA MX-30。今回のモーターショーで世界初公開されたマツダ初の量産EV。人間中心の開発思想に基づいて、EVでも変わることのない「人馬一体による走る歓び」を追求したという点が、いかにもマツダらしいところです。新たに電動化技術「e-SKYACTIV(イー・スカイアクティブ)」を採用し、意のままの操作感と滑らかな車両挙動を高次元に融合させています。

●MX-30のリアビュー。ドアが観音開き(フリースタイルドア)になっているところが最大の特徴。ボディサイズはCX-30より全高が30㎜高いだけで、全長と全幅は全く同じサイズになっており、まさに「ちょうどいいサイズ」といえます。10月23日より欧州で先行予約受付を開始し、2020年には欧州で発売するそうなので、来年中には日本でも発売されそうです。

●マツダは自動車産業が先進技術によって100年に一度の変革期を迎えていることを踏まえ、2030年時点で生産するすべての車両に「e-SKYACTIV」を導入すると宣言。その第一弾として投入されたCX-30は、「一緒に居ることで心が整えられるヒューマンモダン」がコンセプトとなっており、いつも通りの日常生活を演出するクルマという願いが込められています。

●パワートレインはe-SKYACTIV+リチウムイオン電池を利用したEV方式。先進安全技術i-ACTIVSENSEをさらに強化し、被害軽減ブレーキ技術スマート・ブレーキ・サポート(SBS)に交差点での衝突事故防止を図る機能を追加したほか、白線が引かれていない道路(縁石)での逸脱回避をアシストする新技術が導入されています。

■スズキ

●WAKU SPO(参考出品車)。コンセプトカーながら、オーソドックスなフロントデザインやスマートなフェンダーミラーが採用されており、どこか懐かしさを感じてしまうホッする佇まい。3世代が共感し、楽しさを家族内でシェアリングできるというのが、WAKU SPOのコンセプトですが、クーペスタイルなので、若者が乗っても似合いそうなクルマです。

●クーペスタイルなので、フロントドアは大きく開きますが、リアにもスライドドアが設けられているので、使い勝手はとても良さそうです。ドア越しから見えるしインパネやシートもオシャレ!インパネは通常時は必要な情報だけを表示する木目調のデザインですが、スポーツモード時はインパネ全体が大型モニターになり、多くの車両情報を表示する仕組みです。

●WAKU SPOは使う人にニーズに併せてボディ形状が変化するところが最大の特徴。「ワクワクスイッチ」と呼ばれるボタンを操作することで、ワゴンスタイルとクーペスタイルに切り替えることが可能です。これはリアのルーフを持ち上げて収納スペースを最大限に確保したワゴンスタイル。ハッチゲートも一体化されているところが素晴らしい!

●「ワクワクスイッチ」を操作してスポーティなクーペスタイルに切り替えた状態。普段使いやドライブではクーペスタイル、家族旅行やキャンプではワゴンスタイルと、シチュエーションに応じてボタンひとつでボディ形状を切り替えられるのは画期的なアイデア。全長:3,700mm、全幅:1,650mmとコンパクトなので、女性にも優しいサイズなのも嬉しい点です。

■BMW ALPINA

●BMW ALPINA B3 Limousine Allrad(4WD)。今回のモーターショーで世界初公開となったこのモデルは、3リッター直列6気筒ツインターボエンジン搭載で最高出力462PSを誇る4WDモデル。0-100km/h加速が3.8秒、最高速が303km/hと、まさにアルピナらしい強烈なスペックです。

●BMW ALPINA XD4 AllRad(4WD)。ジャパンプレミアのXD4は、アルピナ初のクーペSUVであり、3リッター直列6気筒クアッドターボエンジンは最高出力388PSと最大トルク770N・mを発生し、0-100km/hは4.6秒の加速を誇ります。