冠雪の比良山系、琵琶湖、そして黄色一色の菜の花を同時に鑑賞できる絶景スポット
菜の花といえば春の風物詩ですが、琵琶湖の湖東に位置する守山市の「第1なぎさ公園」には、冬の風物詩として親しまれている早咲きの菜の花畑があり、例年1月下旬から2月上旬に見ごろを迎えます。「寒咲花菜(カンザキハナナ)」という菜の花で、約4,000平方メートルの敷地を、約12,000本の黄色い花々が覆いつくすように咲き誇ります。
本格的なカメラを持って訪れる人も多く、雪化粧の比良山系をバックに美しい菜の花畑を、思い思いのアングルで撮影しています。とくに太陽の光が菜の花に順光であたり、山々の残雪が多い午前中が絶好の撮影チャンス。レフ板やストロボを駆使して菜の花のアップ写真を撮影する人や、琵琶湖側の土手の道路に立って菜の花畑越しに記念撮影をする人もいます。
この見事な菜の花を秋の植え付けから手入れしているのは「守山市シルバー人材センター」のみなさんです。夏にはヒマワリを植えて、7月中旬から8 月まで12,000本のヒマワリが咲き乱れます。第1なぎさ公園には、入園料はありませんが、協力金をお願いする窓口がありますので、毎年見事な花を楽しめるようご協力をお願いします。
第1なぎさ公園は、名神高速道路の「栗東IC」を下りて、車で約35分。カーナビに「第1なぎさ公園」で目的地設定できな場合は、「琵琶湖アーバンリゾート」でナビ設定するとよいでしょう。駐車場は、第1なぎさ公園に35台(無料)。混んでいる場合は、となりの「美崎公園」の無料駐車場(282台)が利用できます。