[SHOWROOM] マツシマのスタッフが注目のクルマを探求フォルクスワーゲンGolf TDI Meister

[SHOWROOM] マツシマのスタッフが注目のクルマを探求
フォルクスワーゲン「Golf TDI Meister」（Volkswagen草津明田護）

フォルクスワーゲンの主力モデル「Golf」に待望のTDI、即ちディーゼルエンジンを搭載モデルが登場した。熟成の極みに達し、全方位で隙が無いGolf。そのGolf TDIのトップモデルであるGolf TDI MeisterをVolkswagen草津の明田護が徹底解説します。

フォルクスワーゲン Golf TDI Highline Meister

現行フォルクワーゲンGolfの7代目であるGolf７、マイナーチェンジ後は通称Golf７.５と呼ばれていますが、その最後にラインアップに加わったのが、2.0リッター直４ディーゼルターボエンジンを搭載した「TDI」。Golf７の完成形とも言えるモデルです。
そのゴルフTDIのトップモデルであるGolf TDI Meisterは、運転支援システムと快適装備がほぼついていて、おとく感があふれる車になっています。

駐車時の障害物などを検知する「パークディスタンスコントロール」は、フロントとリヤバンパー、それぞれに4つずつ設置されたセンサーにより、車両前後の障害物の有無と車体からの距離を検知します。さらに、衝突軽減ブレーキ機能によって、障害物に近づきすぎて衝突の恐れがある場合、自動的にブレーキを作動させます。
レーンキープアシストシステムも以前でしたら、速度が65km/h以上でないと働かなかったのが、今は渋滞時追従支援システムの「トラフィックアシスト」により、ノロノロ運転や渋滞時でも追尾とレーンキープが可能となりました。
クルーズコントロールでの走行中に、右足をアクセルかブレーキペダル上で浮かせていると足が疲れてきます。アクセルペダルの右側には、右足を置くフットレストがあり、ロングドライブでの疲労の軽減に役立ちます。

2.0リッター直４ディーゼルターボエンジン

アクセルペダルの右側には右足用フットレスト

Golfは、走る・曲がる・止まるがすごく素直です。カーブとかでも安定しているので、ヒヤッとすることが少ないですし、段差超えた時の突き上げ感や揺れの収め方は見事です。試乗で、カーブやマンホールのあるコースを選んで走りますが、この素直さを実感していただいていると思います。
他ブランドの車を乗り継いでいらしたお客様からナビが使いやすくなったねと言われます。
ゴルフ7の最終型ではありますが、ナビゲーションは進化しておりBluetoothはもちろんⅯirrorⅬink、AppleCarPlay、AndroidAutoにも対応してます。

ディーゼルになって中低速が力強くなりました。坂道を坂って感じさせずに登っていきます。出だしのスムーズさは、ガソリンの方がいいかもしれないですが、走り出しからのグイグイ感は、ディーゼルの方があります。

Golf TDIは、装備が充実した「TDI Comfortline Meister」と「TDI Highline Meister」が検討されるモデルになると思います。そのなかでも、TDI Highline Meisterは、質感の高いレザーシート、運転席・助手席にシートヒーター、運転席にはシートメモリー機能とパワーランバーサポートが付き、快適性を高める装備も充実しています。
さらにオプションで、デンマークの高級オーディオメーカーDYNAUDIO（ディナウディオ）社のプレミアムサウンドシステムを搭載することも可能です。