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MY CAR LIFE Vol.37 「VW Golf eTSI R lineちょい乗り試乗」

絶対に裏切らない
 
世界のコンパクトカーの金字塔、VWゴルフが8代目になりました。あまりにも偉大な過去7代の後に出てくるだけあって、世界中の期待も他のクルマとは比べ物にならないものがあります。そんな信頼の塊ゴルフとの第一印象は「えらいかっこよくなってるやん!」でした。これまでのゴルフは確かに丹精で清潔感がありましたが、かっこいい系というよりも「いい人」系でした。ところがゴルフ8は、目は切れ長で眉毛カットも怠らない若々しい男前です。
 

フォルクスワーゲンGolf 8

 
車内に乗り込んでも「かっこええや~ん!」と思わずうなりました。これまでは生真面目を体現したようなインテリアでした。あるべきものがあるべきところにある。誰が見ても触ってもわかりやすい使いやすいものでした。ゴルフ8は「おしゃれ」です。ハンドルの奥に見えるメーターモニターは未来を感じさせるグラフィック画面。そしてセンターにも大画面。まさに2020年代にふさわしい先進性を備えています。私は「おー!手が触れるところ、目に触れるところ全部がイケメンになってる!」と安心感よりも、躍動感を感じたのです。
続いて、実際にクルマを動かしてみると・・・「ゴルフ」は「ゴルフ」でした。
各操作系(ハンドル、アクセル、指示器レバー)などは、時代の要請なのかすべてが軽くなっていますが、そこはワールドスタンダードのゴルフ。8代目になっても、運転のしやすさ、コンパクトなボディサイズからは想像できないほどの乗り心地の良さは変わりませんでした。ゴルフは初代から8代目まで、どの時代のものに乗っても、私たちを裏切らないのです。
 

フォルクスワーゲンGolf 8 内装

 

 
 
電気時代のはざまで・・・
 
 一方、フルEVの時代はもうそこまで来ています。ひょっとするとガソリン最後のゴルフになるのが8代目からもしれません。100年以上に渡って築いてきたガソリン車の歴史を受け継ぎながら、フルEVへとバトンタッチしていく、そんな時代のリレーランナーがゴルフ8だと、私は感じました。
 

フォルクスワーゲンGolf 8

 
7代目までが積み上げてきた価値観をそのまま進化させると「先進性がない」。逆に、ほぼEVの世界感で動力だけエンジン(マイルドハイブリッドですが)にすると「古き良きゴルフのしっとり感がない」と揶揄されることもあるでしょう。時代の境目に生まれてきたクルマとして開発に、苦労したであろう部分も見られました。
例えば、エアコンの温度をコントロールするスイッチです。これまでのダイヤル式ではなく、タッチ式に変わっています。いわゆる物理ボタンではなく、静電式のタッチ式です。見た目はめちゃくちゃかっこよく、ボタンがない方が室内もすっきり見えます。ところが運転しながら設定温度を変更しようと思っても、うまく操作できません。ダイヤル式ならば前方をみながら運転していても操作を間違えることはないでしょう。
この辺りに、先進性の表現と使い勝手の良さの両立に向けた苦心が見て取れました。
というのも、もう一歩時代が進むとエアコンの温度コントロールはボタンを押す必要はなくなり音声で「暑い」「寒い」とコントロールできるようになるからです。「エアコンのボタンの形状はどのようなものが良いのか?などと考えていた時代もあったね!」と5年後、10年後には言われていることでしょう。
 

フォルクスワーゲンGolf 8

 
 
クルマを道具として使い倒す人に
 
歴代ゴルフはまさに「質実剛健」。コンパクトで取り回しが良いのに、運転してみると上質で疲れないという世界中で尊敬されるクルマでした。ゴルフ8は、その信頼の上に、最新技術を盛り込んで、さらにカッコよさ、色気も加えて日本に上陸しました。しかし、脈々と歴代が積み上げてきた魅力は変わりません。安心して多くの人に勧めることができます。
私自身も、今回試乗したことで「日常の足としてはやはりゴルフがベストだ!」と欲しくなりました。スポーツカーも大きなSUVも好きですが、クルマに対してドキドキしながらときめくのは少し疲れることもあります。ゴルフは、毎回、ドキドキするわけではありません。でも神経を使う仕事に出かけるとき、家族で買い物に出かけるとき、こどもを送り迎えするとき、大切な人と、または一人で出かける先と自宅の間を安全に確実に運んでくれるこの上ない信頼できる相棒なのです。私も普段からいろいろなクルマに乗っているからこそ、ゴルフ8になんともいえない安心感を覚え「欲しい!」と思ったのでした。
 ぜひ、店舗で試乗して、安心感を体感してください。
 

MY CAR LIFE Vol.37 「VW Golf eTSI R lineちょい乗り試乗」

 

 

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竹内氏スマイル

フリーアナウンサー竹内 弘一 たけうち こういち

1977年大阪府生まれ。同志社大学法学部政治学科卒業。2000年KBS京都にアナウンサーとして入社。入社2年目からは報道記者を兼務し、事件、政治、教育、大学担当などを歴任。25歳でニュース番組のメインキャスターを担当し「現場で取材し責任をもってニュースを伝える」スタイルを確立。国政、府政などの選挙特番の司会、構成も手掛け、京都の政治、経済の現場を幅広く取材。現在はフリーに転身。クルマ、ゴルフ、料理好きの3人の子どものパパの両面を併せ持つ。

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