京、でかけよう。vol.74　〜標高1100mから琵琶湖を一望。びわ湖テラス〜

遠方から遊びに来た友人から「琵琶湖を一望したい」とリクエストがあったら、どこに行きますか？　

琵琶湖の絶景を楽しめるスポットはたくさんありますが、日本一の大きさを誇る琵琶湖を一望するには、西岸に壁のように連なる比良山系の山に登るのが一番でしょう。
車で出かけて、簡単5分で標高1100mの山頂に登れて琵琶湖を一望できる、そんな天空のレレジャーリゾートがあります。
眼下に琵琶湖を望む標高1108mの打見山と標高1,174m蓬莱山の間に広がる「びわ湖バレイ」。毎年12月末〜3月中旬ごろのウインターシーズンは、スキーやスノーボードなどのウィンタースポーツを楽しむことのできるゲレンデになります。4月～11月のグリーンシーズンは、大自然の中で思いっきり遊べるアスレチック「スカイウォーカー」、「ジップラインアドベンチャー」などのアクティビティ、子供が遊べる「サマーランド」と「遊びの広場」、広大な「ドッグラン」などファミリーからカップルまで楽しめる施設が満載です。
そのびわ湖バレイにある「びわ湖テラス」から、まさに「天空からの琵琶湖」の景色を堪能できるのです。
 

 
びわ湖バレイに行くには、日本最速のロープウェイに乗ります。秒速12mで、山頂までたったの4分。4月～11月のグリーンシーズンは景色を楽しめるよう、秒速7mの低速運転で運行しています。このロープウェイから見下ろす琵琶湖も絶景ポイントの1つです。360°ガラス張りのキャビンからは、どの方向を見ても美しい景色が広がり、山々を彩る木々の上を飛ぶように進んでいきます。
山頂には、登山道を片道3時間かけて登ることもできます。こちらは本格的なコースなため、十分な装備と準備をしたうで入山してください。

 
ロープウェイであっという間に到着した山頂駅を降りてすぐ右手に、びわ湖テラスの「THE MAIN」があります。びわ湖テラスは、打見山の「THE MAIN」と、蓬莱山の山頂にある「CAFE360」の2箇所があり、なんといっても、ウッドテラスから眺める琵琶湖の景色が最高です。このテラスからは、琵琶湖の有人島・沖島や、北部の竹生島を含め、琵琶湖の約8割を見渡すことができるそうです。
琵琶湖の青さ、対岸の山々の緑、空の青さ、そしてテラスにある水盤の爽やかな青が繋がり、美しいという言葉では足りないくらいの景色となります。
 

 
びわ湖バレイへは、名神京都東I.C. から約30㎞、湖西道路を経由しておよそ40分。ちょっとドライブして、天空からの景色を楽しむことができます。
2019年のグリーンシーズンは、11月24日（日）まで。11月25日（月）～12月下旬のスキー営業開始日まで休業となります。そして、ウインターシーズンには、琵琶湖の絶景を見ながら滑るスキーやスノボで賑わうでしょう。