「氣」がたち昇る京都の奥座敷へ。
「京料理に舌鼓をうちながら、舞妓さんや芸妓さんと宴を楽しむ」、一度は体験してみたい大人な京都の過ごし方。ですが京都には、お客さんを最大限のおもてなしを提供するため、紹介のない一見さんの利用はお断りするという文化があり、そう簡単にはお座敷遊びを体験できないのが現実です。
祇園八坂神社前にたつ料理旅館「祇園畑中」には、「舞妓さんの京舞鑑賞とお座敷遊びを楽しめるディナーショー」というプランがあり、普段は縁遠いお座敷遊びの入門編として気軽に体験する事ができるのです。
テーブル席や英語による司会や解説・通訳もあるので、海外からのゲストへのおもてなしとして利用するのもおすすめです。
四季折々の美を盛り込んだ風雅な京料理を味わう。
まずは、新鮮な京野菜と魚介類を中心とした祇園 畑中自慢の京料理会席を味わいます。京都所縁の食文化である有職料理、茶懐石、精進料理、町方料理などの特徴を取り入れて作られる祇園 畑中の会席料理。各地から厳選した調味料を使い、繊細な味わいを生み出します。お醤油ひとつをとっても、京都・澤井醤油の濃口、淡口、関ヶ原たまり、金牌たまり、小豆島白醤油と使い分け、祇園 畑中の顔ともいうべき料理を生み出しているのです。
艶やかな伝統芸能と楽しいお座敷遊びを舞妓さんと一緒に。
程よいタイミングで舞妓さんが登場し、伝統芸能の京舞を披露。優雅に舞う舞妓さんと音楽で、一気に粋な京都の気配が高まります。その後はいよいよ舞妓さんとのお座敷遊びがはじまります。
台の上に置かれたお酒のはかまを歌に合わせて舞妓さんと取り合う「金比羅船船」や、和唐内、虎、お婆さんというジェスチャーを使ったジャンケンのようなゲーム「とらとら」など、舞妓さんを相手にお座敷遊びを楽しみます。おもてなしのプロでもある舞妓さんが盛り上げてくれるので、最初は少し恥ずかしくてもだんだんと気分が乗って楽しめるそう。お座敷遊びの最後には、舞妓さんと一緒に記念撮影をしておひらきとなります。
艶やかな京舞、はんなりとした京言葉など京都の伝統文化に気軽に触れることができるお座敷体験は、接待や遠方からのお客様へのおもてなしにおすすめです。