通学路や交差点で、いまにも飛び出してきそうな子供の看板を見たことはありませんか?
いまや、全国各地で見かけるようになったこの看板の通称は、「飛び出し坊や」。
最もスタンダードなものは、赤シャツに黄色のズボンの男の子です。
この飛び出し坊やの看板は、児童が道路に飛び出して交通事故に合わないよう、ドライバーへの注意喚起のためのもの。昭和48年(1973年)に滋賀県八日市市(現・東近江市)の社会福祉協議会の発案によって、地元の看板製作会社「久田工芸」が製作したのが始まりといわれています。元祖である久田工芸製の看板の正式名称は「とび太くん」ですが、ファンの間では「0系」と呼ばれています。
飛び出し坊や発祥の滋賀県では、設置数が多いだけでなく、バリエーションも豊富で、滋賀観光の新たな楽しみ方になっています。
レトロな学生服姿のとび太くん
水郷めぐりとび太くん
丁稚とび太くん
鮎漁師とび太くん
八幡山ロープウェイとび太くん
近江牛とび太くん
など。
そのなかでも、変わり種の飛び出し坊やを紹介します
街角で飛び出し坊やの姿を見かけたら、スピードを落として安全運転に心がけてください。