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京、でかけよう。vol.87 〜春夏秋冬いつでも感動ドライブルート。マキノ高原メタセコイア並木〜

琵琶湖北西に位置するマキノ高原(マキノスキー場)へ向かうアプローチ道(県道287号)には、約2.4kmにわたり約500本のメタセコイアが植えられています。真っ直ぐに伸びる道と、その両側に巨木が連なる光景は、日本とは思えない壮観な風景です。
このマキノ高原メタセコイア並木は、絶景のドライブルートとして知られていて、季節を問わず訪れる人が絶えない人気スポットです。新緑のシーズンは鮮やかな緑色、夏は深い緑色のトンネル、秋には赤茶色、冬は並木も田畑も一面が銀世界に包まれ、四季それぞれの絶景が人々を魅了します。
また、撮影スポットとしても有名で、左右の側道や歩道には、一眼カメラで撮影する写真愛好家も多く見かけます。
車好きにも人気の場所で、仲間とツーリングで訪れて、お互いの愛車が並木道を走行するシーンを撮影しています。
 

マキノ高原メタセコイア並木

2019年11月30日撮影

 
■四季折々のメタセコイア並木の様子は、びわ湖高島観光協会の写真をご覧ください。
>> びわ湖高島観光ガイド
https://takashima-kanko.jp/spot/2018/06/post_155.html
 

メタセコイアは中国原産、スギ科メタセコイア属の落葉高木(らくようこうぼく)で、和名はアケボノスギ。樹高は35mになります。アメリカの西海岸に自生する高さ100m近くにもなるセコイアにその姿が似ていることから、メタ(変形した)セコイアと名づけられたということです。
マキノ高原メタセコイア並木は、昭和56年に「マキノ土に学ぶ里整備事業」の一環としてマキノ町果樹生産組合が植えたのが始まりです。組合関係者をはじめとする地域の人々の手により育まれて、この雄大な姿となりました。
この並木が全国的に知られるようになったのは、ペ・ヨンジュンさん主演の韓国ドラマ「冬のソナタ」に登場したメタセコイアの並木道に、マキノ高原メタセコイア並木道が似ていると話題になったのがきっかけです。
 
マキノ高原メタセコイア並木の紅葉は、一般的な樹木の紅葉シーズンから遅れて始まります。11月下旬になると、黄金色に色づいた並木が太陽の光を浴びて輝き、12月にはノスタルジックなレンガ色に染まります。
紅葉のメタセコイア並木を、できれば人や車がいない(少ない)写真を撮影するのでしたら、平日に行くことをお勧めします。休日でも早朝であれば、渋滞はそれほど始まっていないでしょう。
 
県道287号を北に走っているとメタセコイア並木が見えてきます。
メタセコイア並木の道に車で入ると、その感動ですぐに写真を撮りたくなりますが、路上駐車せずにそのまま進んでください。メタセコイア並木沿いにある、カフェ・レストラン・農産物直売店を併設した観光果樹園総合施設「高島市農業公園マキノピックランド」の駐車場を利用できます。その先にも、無料の駐車場があります。
 
メタセコイア並木道は、大きく南北のエリアに分けられます。
南側のマキノピックランド周辺では、両側から張り出した枝がアーチ状に続き、木が印象的な写真を撮ることができます。
北側は緩い坂道で、奥行き感のある道路が印象的な写真が撮れます。
並木道の中から見ても美しいですが、どこまでも続く並木を外から見るのもまた絶景です。
 

マキノ高原メタセコイア並木を走るBMW

マキノ高原メタセコイア並木 南側エリア

マキノ高原メタセコイア並木 北側を走るBMW

マキノ高原メタセコイア並木 北側エリア

 
多くの方に楽しんでいただくために、路上駐停車はしないでください。北側エリアは駐車場が小さいため、満車の時は路上駐車をせずに、南側の駐車場から歩いて移動してください。
撮影のため路上に飛び出すのは危険です。撮影する人も、通る車も、お互いに注意して通行してください。
また、冬はとても気温が低くなりますので、冬用タイヤを装着してください。
 
■メタセコイア並木の近況は、次のHPやSNSを参考にしてください。
>> 高島市のHP
http://www.city.takashima.lg.jp/www/contents/1509495170784/index.html
 
>> マキノピックランドのFacebook
https://www.facebook.com/makino.picland/
 

 

滋賀県高島市 | 観光施設

高島市農業公園 マキノピックランド

 0740-27-1811
滋賀県高島市マキノ町寺久保835-1

HP https://pic-land.com/
Facebook @makino.picland

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