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京、でかけよう。vol.60 〜湯けむりたちのぼる 関西の奥座敷・有馬温泉へ。〜

日本初のサイダーを生んだ有馬の銀泉・てっぽう水。

もう一方の「銀泉」は、二酸化炭素泉と微量のラドンを含有した放射泉の2つに分かれ、二酸化炭素泉は「炭酸泉」とも呼ばれ酸味のある発泡性の湯です。
温泉街の高台には「炭酸泉源公園」があり、二酸化炭素泉が湧き出しています。

 

緑があふれ心地よい「炭酸泉源公園」

緑があふれ心地よい「炭酸泉源公園」

 

現在は湧き出し口までは立ち入り禁止ですが、建物の外からもその様子を見る事ができます

お堂のような建物の真下に、源泉があり湧き出す様子を見ることができます。かつてこの湧き出し口を鉄の蓋で閉じても、蓋を吹き飛ばしてしまったということから、有馬の二酸化炭素泉は「てっぽう水」とも呼ばれていました。

現在は湧き出し口までは立ち入り禁止ですが、建物の外からもその様子を見る事ができます

 

明・大正時代には、この二酸化炭素泉を利用して日本初の国産オリジナルサイダーが作られたそう。建物のすぐそばには、蛇口をひねれば温泉が出る水道があるので、国産サイダーの元になった味を是非確かめてみてください。

蛇口から出るのは、無色透明、低温泉の二酸化炭素泉

蛇口から出るのは、無色透明、低温泉の二酸化炭素泉

 

てっぽう水の味は市販されている炭酸水のような爽やかなものではなく、かなり鉄の味がしてサイダーと呼ぶには程遠い気がしますが、かつて有馬鉱泉合資会社が製造していた「有馬サイダー」を復活させた製品が温泉街の土産店で購入できるので、お口直しに是非味わってみてくださいね。

 

有馬の名物土産「ありまサイダー てっぽう水」

有馬の名物土産「ありまサイダー てっぽう水」

 

有馬 | 温泉 |

有馬温泉

兵庫県神戸市北区有馬町周辺
※施設の詳細は有馬温泉観光協会公式サイトでご確認ください

http://www.arima-onsen.com

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