新しい伝統をつくる 自由でモダンな落雁専門店。
京都御苑のすぐそばにある和菓子ブランド「UCHU wagashi」。そこには、アートのように愛らしい落雁が並びます。
現代的で新感覚な落雁を生み出すのは、前職はグラフィックデザイナーだったという代表の木本さん。どれだけ最先端のデザインも数年後には古くなってしまうという現実に疑問を感じたといいます。
脈々と受け継がれる伝統産業が多く残る故郷・京都に戻り、「京都におけるデザインとは?」という考えを突き詰めた時、茶道のために発達した日本の美しい四季を映し出す京菓子に想い至ったそう。
洋菓子におされる和菓子の魅力を再確認してもらうため、デザイナーとしてのスキルを最大限に発揮し「見て楽しい・食べて楽しい」という新しいスタイルの京菓子を生み出しました。「UCHU wagashi」というフランド名は、「和菓子も宇宙のように無限の可能性を秘めている」という発想から名付けられたそう。
ワクワクと幸せを届ける想いを詰めた小さなお菓子。
木型のデザインから箱詰めまで、すべて手作業で行われるUCHU wagashiの落雁たち。和三盆糖のみで作る落雁の「崩れやすい」という特徴を逆手にとり、厚みや大きさなどを工夫したUCHU wagashiらしいオリジナルデザインの落雁を作り出します。
同名絵本をテーマにした「swimmy」は、カラフルな魚の落雁14個と琥珀糖1個、金平糖がセットになった涼しげな商品です。
車や花、鳥など異なるデザインの落雁24個とカラフルな金平糖6種類を一つの箱に閉じ込めた「fukiyose KIT」と、金平糖の上にモチーフの異なる5つの落雁をあしらった「fukiyose」は定番の人気商品です。
抹茶やほうじ茶、ジャスミンティーのフレーバーが香る一口サイズの「ochobo」や、動物の形をしたココアとバニラの落雁「animal」は、デザインだけでなく味わいも楽しめる落雁です。
大人はもちろん子どもも親しみやすい愛らしいモチーフの落雁。上質な和三盆糖と水のみで作る上品な甘さと、職人技による穏やかな口どけは、落雁本来の美味しさを教えてくれます。
UCHU wagashiが生み出す、伝統を大切にしながらも固定概念に縛られすぎない新しいカタチの和菓子は、日常のどんなシーンにもすんなりと馴染みます。
075-754-8538
京都市上京区寺町通丸太町上ル信富町307
営) 10時〜18時
休) 月曜(祝日の場合営業、翌日休み)
※詳細はHPをご確認ください