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MY CAR LIFE Vol.22 「長期テスト3 BMW New 320i M Sport 第4回」

5000キロの軌跡

あっという間の長期テストでした。5000キロを共にした320i M Sportは、いつしか自分の身体の一部になっていました。私はテレビに映るという仕事柄、オーダーメイドのスーツを衣装提供いただいていますが(VOGAという京都のテーラーです。https://vogatailor.jp/)、自分の身体にピッタリフィットしつつ美しくボディラインを作ってくれる素晴らしいスーツです。その一方で自分の身体を軽くしてくれる、運転するたびに心地よさが増してくる。それがBMW3シリーズだと思います。スーツとクルマ、共通点はたくさんあるように感じます。新旧モデル、FRもxDrive(四輪駆動)も2年弱に渡って3シリーズの様々なモデルをテストしてきましたが、それぞれ個性はあるものの、基本的には一本筋の通った「身体の一部になる」感じがありました。
 

今こそセダンの価値を見直したい

昨年デビューした新型は国内の賞レースで2冠に輝き、そのポテンシャルの高さを知らしめましたが、世の中のトレンドはセダンからSUVへと移りました。
私もSUVのクルマを個人的に選んできたこともあって、最初は「いまさらセダン?」との思いもありました。しかし、2年弱付き合ってみると懐古主義ではなく新しい価値として「セダン」は素晴らしいということに気づかされました。セダンを選ぶ理由として「フォーマルな場面でも使える」「3ボックススタイルはクルマの基本」「あまり目立つクルマは選びにくい」など保守的な選択肢として捉えられてきましたが、もちろんいまだに前述のような理由で選ばれる方もいらっしゃいますが、私は「セダンが美しい」「車内が静か」「トランク内のセキュリティ度が高い」「重心が低いので運動性能が高い」という自分の中で新しい価値として捉えることができました。ですから私のなかではセダンは新しいのです。

 

ストレスが限りなく少ない

最新型に乗って明らかに変わったのは「ストレスが少ない」ことです。最新の安全装備によって事故発生の確率が明らかに減ったように感じられます。常に前後左右をカメラとセンサーによって監視し、ほかのクルマやモノに近づくとアラームで知らせてくれるので危険を未然に回避することができます。高速道路での運転支援や直近50メートルバック機能なども日常的に使用することでストレスが大きく軽減されました。ストレスが減ることで、クルマを運転するという楽しい行為に没頭できるのです。

 

時代は変わる

セダンを新しい価値と捉えた私には、SUVの時代もいつまで続くかわからないようにも見えます。再び、「セダン時代が来る!」とさえ思うぐらいです。
3シリーズはそのど真ん中を行く先駆者です。せっかく乗るなら時代の先端を行きつつクルマの本質を追求し続ける3シリーズを選んでいたければと思います。
またいつかセダンに乗ることを夢見ながら、一度、3シリーズから離れます。

 

「京bizX」のコーナーでBMW 320i M Sportを試乗しました。
KBS京都テレビ「京bizX」https://www.kbs-kyoto.co.jp/tv/kyo-bizx/

 

竹内氏スマイル

KBS京都キャスター竹内 弘一 たけうち こういち

1977年大阪府生まれ。同志社大学法学部政治学科卒業。2000年KBS京都にアナウンサーとして入社。入社2年目からは報道記者を兼務し、事件、政治、教育、大学担当などを歴任。25歳でニュース番組のメインキャスターを担当し「現場で取材し責任をもってニュースを伝える」スタイルを確立。現在はニュースの編集責任者=ニュースデスクも務める。国政、府政などの選挙特番の司会、構成も手掛け、京都の政治、経済の現場を幅広く取材中。クルマ、ゴルフ、料理好きの3人の子どものパパの両面を併せ持つ。

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