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MY CAR LIFE Vol.06「長期テスト BMW320i M sport 第2回」

長期テスト BMW320i M sport 第2回

一転がりで毎日ニンマリ
2ヶ月をともにして
ドイツ車のモデル末期は果たして本当に「買い」なのか?長期テストで検証する企画、
2ヶ月が経過しました。走行距離にして1500km。第1回のブログと印象が変わったところ変わらないところ様々感じることができました。

 

BMW320i M sport車体

 

加速と減速、交差点でニンマリ

円熟極まるBMW320i Msport は、タイヤが一転がりした瞬間から「私はいい車に乗っている!BMWに乗っている!」と実感できます。1500km走っていますから、加速と減速を何度繰り返したかわかりません。しかし、その度に発進させる歓びを感じることができます。この気持ち良さの理由を考えてみました。一番の原因は「FRにあり!」です。
FR=フロントエンジンリアドライブ、つまり前のボンネットの中にエンジンがあって、ドライブシャフトを通じて後ろのタイヤを回転させる駆動方式です。
最近でこそBMWもFFや四輪駆動も多く作るようになりましたが、本流はFRです。
何が良いかというと、前輪には駆動力は伝わらず操舵のみを行い、後輪は駆動のみを行い、前輪後輪がそれぞれ別の働きをしながら、クルマを前進させるので、ハンドルに伝わる感触がとてもクリアで澄み切っています。FFの場合は、一般に前輪で駆動と操舵両方を行うので、ハンドルの感覚に雑身が入ってしまいます。(補足・世界中でFF車が多くなり、FFでもハンドリングが素晴らしいクルマもたくさんあります。)
 320i Msportは、発進する瞬間から後輪が地面を蹴って押し出してくれます。そして、交差点を曲がるときは前輪がコーナリングのみに集中して、その感触を伝えてくれます。
この一つ一つの動きが、とても質感が高く、気持ちいいわけですから、街中のドライブも楽しくないわけがありません。なるほど!世界にあまたあるコンパクトセダンのなかでも3シリーズが盤石の支持を集めてきた理由がよくわかりました。

 

車内

 

改めてセダンの価値を考える

私の愛車遍歴は、2シーターのオープンスポーツに始まり、ツーリングワゴン、大型SUV、7人乗りミニバン風で、セダンは一度も所有したことがありませんでした。
荷物をたくさん荷室に積み込み、5人家族であちこち出かける上では、ワゴンやミニバンボディが有利だからです。またセダンはフォーマルで落ち着いた子育て卒業世代が乗るものとどこかで思っていた節もあります。自分の選択肢ではなかったんです。
しかし、今回、2ヶ月セダンに乗って何か不便があったかというと、何もないんです。
何もないどころか、「セダンいいじゃん!!」となってきたわけです。
理由はいくつかありますが、まず、スタイリングが丹精で上品。なによりかっこいい!
そして、人が乗るスペースと荷物が乗るスペースが完全に遮断されているので、クーラーが良く効き、静かです。なるほど、セダンが世界中で愛されてきた意味がよくわかりました。
それと、トランクが狭くないんです。ちゃんと荷物を飲み込んでくれます!
息子の少年サッカーのチームメイトを定員ギリギリまで乗せても、人数分の大きな荷物は
トランクが余裕で飲み込んでくれます。試合会場の駐車場を見渡すと8割以上がミニバンなので、セダンのかっこよさが際立ちます!

 

側面

 

離れなくなるかも

テスト開始から2ヶ月がたち、「次はどこにいこうか?海か?ゴルフか?」と次のドライブのことばかり考えてしまう最近ですが、コンパクトセダンの京都の狭い道での使い勝手の良さと、走りの楽しさにますますのめりこんでいるところです。長期テスト、引き続き定期的にブログでお知らせしてまいります!

 

後方

 

竹内氏スマイル

KBS京都キャスター竹内弘一 たけうち・こういち

1977年大阪府生まれ。同志社大学法学部政治学科卒業。2000年KBS京都にアナウンサーとして入社。現在はニュースの編集責任者=ニュースデスクも務める。国政、府政などの選挙特番の司会、構成も手掛け、京都の政治、経済の現場を幅広く取材中。クルマ、ゴルフ、料理好きの3人の子どものパパの両面を併せ持つ。

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