fbpx

【MAZDA3 FASTBACK 1.5S Touring(2WD)試乗レポート】クルマの本質を感動レベルまで引き上げた高い完成度が魅力

「MAZDA3]は特にリアからの眺めが美しい!その美しさに華を添えているのはマツダデザインを象徴するランプ形状だ。

 

04 マツダデザインの美学を感じさせるランプ形状
「MAZDA3」のボディラインの美しさに華を添えているのが、シンプルでありながらオシャレな印象を受けるランプ形状。「MAZDA3」では、ランプ形状にも「引き算の美学」の考え方が息づいており、無駄を削ぎ落として灯体としての本質を追求しています。具体的には、クルマの骨格や軸を感じさせる存在として「丸」の形と深さ表現に拘っており、マツダらしい生命感を感じさせるライティングを体現しています。
ヘッドランプは中心部分をシンプルなリング状に発光させ、同時に側面部分も発光させることで軸感を表現。リアコンビランプは4灯の丸型ランプとして、前方へ向かうようなグラデーション発光を採用しています。さらに、ファストバックでは立体的なアウターレンズによって塊感(かたまりかん)を表現することで、スポーティ感をさりげなく演出しています。
 

ヘッドライトはグリルからの一体感を持たせたシャープなデザインを採用。中心部分はリング状に発行するシンプルな構造だ。

リアコンビランプは丸型4灯を採用。ファストバックのアウターレンズは立体的な造形としてスポーティ感を演出している。

05 インテリアでも「引き算の美学」をしっかり体現
「MAZDA3」は、深化した魂動デザインのキーとなる「引き算の美学」をインテリアでもしっかり体現しています。例えばコクピットでは、人とクルマとの一体感をこれまで以上に強めるために、すべての機器をドライバーを中心として左右対称にレイアウト。そのうえで、コクピット以外の要素をシンプルに研ぎ澄ましていくことでコクピット自体の存在感を引き立て、まるでクルマと対話しているかのように運転に集中できる心地よいインテリアに仕上がっています。
実際にドライバーズシートに座って各部を操作してみると、インパネ、ステアリング、シフトレバーなどの操作系は、Cセグメントクラスとは思えないほど質感が高く、見た目にも高級感が漂っていて好印象。以前からマツダが強い拘りを持っていたドライビングポジションも、骨盤をしっかり支えるシート構造や最適なペダルレイアウトのお蔭で自然体で運転することができるので、疲労やストレスを最小限に抑えることが可能です。

 

コクピットはステアリングホイールと3眼メーター、左右のエアコンルーバーによってシンメトリー造形を実現している。出典:マツダ(株)

ドライビングポジション、操作感、視界などに最新の知見と技術を導入した室内は自然な運転感覚と気持ち良さを体感できる。出典:マツダ(株)

デザインの素晴らしさと質感の高さが際立つインテリア。カラーはパーフォレーションレザー・レッド(Burgundy Selection用) 出典:マツダ(株)

 

RELATED ARTICLES関連記事