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【MAZDA3 FASTBACK 1.5S Touring(2WD)試乗レポート】クルマの本質を感動レベルまで引き上げた高い完成度が魅力

「MAZDA3」はキャラクターラインを使わず、滑らかな曲線のみで構成されている。ボディサイドに映し出されるコントラストの強弱は美しさの象徴だ。

 

03 世界で最も権威のあるデザイン賞を早々に受賞
マツダの「魂動デザイン」は国内外で高い評価を得ているうえ、数多くのデザイン賞を受賞しています。とりわけ、世界で最も権威のあるデザイン賞のひとつとされている「red dot design award(レッド・ドット・デザイン賞)」は、ドイツの「Design Zentrum Nordrhein Westfalen(ノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンター)」が主催する約60年の歴史を持つデザイン賞で、これまでマツダ車は下記の通り、毎年のように受賞しています。
2013年 MAZDA6(レッド・ドット賞)
2014年 MAZDA3ハッチバック(レッド・ドット賞)
2015年 MAZDA MX-5(ベスト・オブ・ザ・ベスト賞)
2105年 MAZDA CX-3(レッド・ドット賞)
2015年 MAZDA2(オーナラブル・メンション賞)
2017年 MAZDA MX-5 RF(ベスト・オブ・ザ・ベスト賞)
※上記の車名は海外向け名称で、国内向け名称は下記の通り。
MAZDA6:アテンザ、MAZDA3ハッチバック:アクセラスポーツ、MAZDA2:デミオ、MX-5:ロードスター

ちなみに、「ベスト・オブ・ザ・ベスト賞」は、レッド・ドット賞のプロダクトデザイン部門における最高の賞で、特に優れている工業製品に贈られるものですが、「MAZDA3」は早々にこの賞を受賞しました。この受賞について、マツダのデザイン・ブランドスタイルを担当する前田育男(常務執行役員)は、「マツダ公式ブログ ZOOM-ZOOM BLOG」で下記のようにコメントしています。
「新型MAZDA3は、日本の美意識の本質を体現することを目指す『魂動デザイン』第2ステージの幕開けを飾るモデルです。今回の受賞は、デザイナーだけでなく、設計や生産技術のエンジニアなど、このクルマのデザインに携わったすべてのメンバーの情熱と努力のたまものであり、全員でこの喜びを分かち合いたいと思います」
確かに「MAZDA3」は、曲線基調でボリューム感のあるウネリを持たせたデザインなので、製造現場で精度を出すのは極めて難しかったはず。しかし、開発者は何度も工場へ足を運んで、製造現場のスタッフと打ち合わせを重ねた結果、「MAZDA3」を美しいボディに仕上げることができたそうです。

 

「MAZDA3」は世界で最も権威のあるデザイン賞「red dot design award」の「Best of the Best」を受賞している。 出典:マツダ(株)

 

フロントはワイド&ローのフォルムを採用。グリルからライトに伸びるラインにはダークメタリック調塗装を施して精悍なイメージを演出している。

リアは全体的にボリューム感があり、力強く色気のあるデザイン。とりわけ、Cピラーの造形は独創的で鳥肌が立つほど美しい!

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