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Audi A3 Sportback 1st Edition 試乗レポート

センターコンソールはドライバー側に向けたドライバーオリエンテッドなコックピットデザインを採用。緻密にレイアウトされた快適な環境で自分らしい時間を過ごすことができる <出典:Audi Japan>

 

05.インテリアはスポーティでドライバーオリエンテッドな空間を構築
「新型A3」のコックピットを見渡すと、その広々としたスペースが上質なマテリアルによって構築されていることに気付きます。とりわけ、デビュークロス仕立てのシート(1st Editionではブルーアクセント入り)やプラチナムグレーシルクエフェクトのデコラティブパネル、アルミニウムのドアシルトリムといったマテリアルが特別な輝きを添えており、ブラック基調のインテリアも手伝って、とてもスポーティな印象を受けます。
運転席に座るとドライバー方向に傾けたセンターコンソールやディスプレイが、ドライバーオリエンテッドな空間を構築。視線の移動を抑え、操作性を高めることで、ドライビングに集中することができます。また、リアシートは一部もしくはすべてを倒すことができる40:20:40の3分割可倒式(*)になり、荷物の量やライフスタイルに合わせてスペースを自在にアレンジできます。
(*)「A3 Sportback 30 TFSI advanced」、「A3 Sportback 40 TFSI quattro advanced」にラグジュアリーパッケージとしてセットオプション。「A3 Sportback 30 TFSI S line」、「A3 Sportback 40 TFSI quattro S line」にS lineプラスパッケージとしてセットオプション。
 

デビュークロス仕立てのフロントシートは体全体を柔らかく包み込んでくれる。「1st Edition」はブルーアクセント入りだ

リアシートは大人3人が確実に座れるスペースを確保。レッグスペースやヘッドスペースも十分なクリアランスがある

ラゲッジスペースはリアシートのセッティングによって380ℓ〜1,200ℓの容量を備えており、積載フロアは異なる高さに設定することができる

オプションで電動式テールゲート(バンパー下へキックアクションをすることによって自動開閉する機能)を装着することも可能

06.第3世代の「MIB3」など最新のデジタル技術で快適なドライブをサポート
メーターパネルには10.25インチの高解像度液晶ディスプレイにメーター類をはじめ、 DIS(ドライバーインフォメーションシステム)や地図表示などの機能を統合したアウディバーチャルコックピットをオプションで設定。オプションのバーチャルコックピットを選べば、メーターや地図などをフレキシブルに表示し、ステアリングホイールのボタンから操作が可能になります。
インフォテイメントとしては、上位モデルでお馴染みの高解像度10.1インチのタッチスクリーン式「MIB3」MMIナビゲーションシステムを搭載。このディスプレイは、インストルメントパネル中央に一体化されており、手書き文字入力への対応や音によるフィードバックを提供するほか、日常会話に対応したボイスコントロールで操作することができます。
 

「新型A3 」はデジタル化が進んだ操作系やディスプレイに加え、より高機能になったインフォテイメントシステムやドライバーアシスタンスシステムが搭載されており、全方位での進化を果たしている

 

07. リサイクルペットボトルを原料とした素材を使用するなどサスティナビリティにも貢献
「新型A3 」では、サステイナブルな取り組みの一環として、「S line」の標準シートのクロス部分にリサイクルペットボトルを原料とした素材を採用しています。1台分のシートで、1.5ℓのペットボトル換算で最大45本分をリサイクルして使用していますが、見た目と座り心地の両面で従来のテキスタイル地と同等の品質が確保されています。
また、フロアカーペットなどにもペットボトル 62本分がリサイクル利用されているほか、断熱材、吸収材、ラゲージコンパートメントのサイドパネル、積載フロア、マットなどにもリサイクル原料を使用。Audiは生産する車両のリサイクル素材の割合を、今後数年間で大幅に増加させるという明確な目標を掲げており、環境やサステナビリティ(持続可能性)の点でも大きく貢献しています。
 

「S line」の標準シートのクロス部分にはリサイクルペットボトルを原料とした素材を採用。1台分のシートで、1.5ℓのペットボトル換算で最大45本分をリサイクル効果がある

 

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