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Audi Q5 40 TDI quattro S line 試乗レポート

コクピットは水平基調のラップアラウンドデザインが採用されており、スッキリ整然とした雰囲気と抜群の視認性を誇る。アルミ仕立てのペダル類もスポーティ感満載だ

 

04.「S line」のインテリアはスポーティで機能的な仕上がり
「新型Audi Q5」のコクピットは、操作性を考慮してセンタークラスターをドライバー側に傾けたドライバーオリエンテッドなレイアウトを採用。水平基調のラップアラウンドデザインによる包み込まれるようなインテリア空間に仕立てられており、乗った瞬間からフィット感、剛性感、視界の良さなどを感じられ、スタートする前からスポーティな走りへの期待が高まる演出がなされています。
また、S lineではフロントシートにマイクロファイバースエード素材であるダイナミカとレザーのスポーツシートを採用したほか、マットブラッシュトアルミニウムの高品質なデコラティブパネルを配するなど、高品位な素材でスポーティでありながらも印象深く洗練された雰囲気を醸成。オプションの「S line plus」パッケージを選択すると、インテリアの一部に上質なアーティフィシャルインテリアレザーが追加され、シートヒーター(フロント/リア)が室内の快適性を高めつつ、フロントサイドのアコースティックガラスにより、静粛性をさらに一段階高めることができます。さらに「advanced」には、ドアアームレストやセンターコンソールにアーティフィシャルレザーに加え、リヤシートヒーターなどを採用したラグジュアリーパッケージも用意されています。
 

センタークラスターは操作性を考慮してドライバー側に傾けたドライバーオリエンテッドなレイアウトを採用しており、これだけでもスポーティな感覚を味わえる

電動式のオートマチックエアコンディショナーは、ドライバー側/パッセンジャー側の温度と風量を大型TFTディスプレイまたはトグルスイッチでワンタッチで調節できる

「S line」のフロントシートにはマイクロファイバースエード素材であるダイナミカとレザーのスポーツシートを採用。サポート性が高く、スポーティな走行でも安定したポジションを保てる

リアシートは座面やシートバックの長さに加え、レッグスペースやヘッドクリアランスも十分確保されており、長距離ドライブでも快適に過ごすことができるはずだ

リアのセンターコンソールには後部座席の温度調整用コントローラーを装備。車内の空気を快適に保つ自動再循環モードや微粒子除去のフィルターも採用している

ラゲッジスペースの開口部はとても大きく、容量も550LとミッドサイズSUVならではのキャパシティを確保。フロアが低い位置にあるので、荷物を載せやすい点もありがたい

05.MIB3の採用で、さらに進化したインフォテインメントシステム
「新型Audi Q5」は、今回のマイナーチェンジで最新鋭のインフォテインメントシステム「MIB3」を初採用。8.3インチから10.1インチにサイズアップしたセンタースクリーンは、タッチパネル式となって操作性の向上を図るとともに、よりシンプルでクリーンなコックピットデザインを実現しています。
このインフォテイメントシステムは、3Dマップ、リアルタイムの交通量を取り入れたオンライン交通情報、文字入力検索時に、入力中の文字から目的地候補を自動検索できるMMIサーチ、ボイスコマンドによる車載インフォテインメントの簡単操作などの機能も充実。ネットワーク接続は、物理的なSIM カードではなく、eSIMを採用しています。
また、メータークラスターには高解像度12.3インチカラー液晶フルデジタルディスプレイを搭載し、スピードメーター、タコメーター、マップ表示、ラジオ/メディア情報などフレキシブルに表示。操作もマルチファンクション付きステアリングホイールからダイレクトに行えます。さらにVIEWボタンを押すことで2つの円形メーターの大小切り替えも可能。メーター表示を小さくすれば、オンボードコンピューターやMMIナビゲーションのコンテンツ、3D地形図などをより見やすく画面の広いエリアに表示できます。
 

ドライバーズシートへ着座すると、正面のメータークラスターにはMMIナビゲーションなどと連動した12.3インチカラー液晶フルデジタルディスプレイ、センターコンソール上部には最新鋭のインフォテイメントシステムを搭載した10.1インチのセンターディスプレイをくっきりと望むことが可能。運転や各機能にかかわる情報は、これらのディスプレイから確認やコントロールが可能で、とても使いやすい

 

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