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BMW 118i M Sport 試乗レポート

ダッシュボードはすべての操作系をドライバーへ向けたBMW伝統のレイアウトを採用。ステアリング、ペダル類、シフトノブなどの配置も最適化されており、ドライバーの意のままに運転することができる。

 

03 インテリアはエントリーモデルとしては破格の最新機能を満載
新型1シリーズのインテリアは、FWD化されたことによって後席のレッグスペースが2代目より約40mm広くなり、より乗降しやすくなるなど、室内空間の機能性が大幅に改善されています。実際、身長180cmの筆者が後席に座ってみるとレッグスペースとは広々としているうえ、ヘッドクリアランスも十分。これならば大人4人乗車での長距離ドライブも疲労を感じずに済むこと請け合い。ラゲッジスペースの容量も2代目より20Lプラスの380Lとなり、後席を倒すと最大1200Lまで拡大するなど、FWD化による室内スペースの拡大を強く実感することができます。
インテリアデザインは、エクステリアの直線基調のキャラクターラインに合わせるように曲線はほとんど使わず、あらゆる部分をシャープな直線的なラインで構成。このお蔭でコクピットに収まると、いかにもBMWらしいスポーティーなイメージを味わうことができ、自然と走りへの期待が高まります。
すべての操作系がドライバーに向いて配置されるBMW伝統のコックピットには、美しく見やすい5.1インチのメーターパネルディスプレイに加え、ナビやインフォテインメントシステム用として8.8インチのコントロールディスプレイを配置。オプションのナビパッケージを選択すると、10.25インチのディスプレイを2つ備えた最新のBMWライブ・コックピットを組み込むことができるほか、大型化したBMWヘッドアップディスプレイも選択できます。また、センターコンソール奥にはQi対応のデバイスを充電できるワイヤレス充電機能を全車に標準装備するなど、エントリーモデルとしては破格の最新機能が満載されています。
 

FWD化されたことによって後席のレッグスペースが2代目より約40mm拡大。身長180cmの筆者が座っても窮屈な思いは一切しない。出典:BMW(M135i xDrive)

ラゲッジスペースの容量も2代目より20Lプラスの380Lとなり、後席を倒すと最大1200Lまで拡大する。出典:BMW(M135i xDrive)

ダッシュボードには操作系が機能的に配置されており、上部への張り出しも少ないため、フロントや左サイドの視界も極めて良好だ。

インテリアはダッシュボードからドアトリムに至るまで直線的なラインで構成。スポーティーな走りを予感させるデザインだ。

メーターパネルは機械式2連メーターの5.1インチが標準だが、オプションのBMWライブ・コックピットを選択すると10.25インチの液晶パネルを装着することが可能だ。

コントロールディスプレイも8.8インチが標準だが、オプションのBMWライブ・コックピットを選択すると10.25インチに拡大できる。

ドアトリムやダッシュボードに埋め込まれた半透明のイルミネーテッドインテリアトリムは、太陽の光の下では通常のトリムと変わらないが、車内が暗くなると表面に光のパターンが浮かび上がる。カラーは好みに応じて6色から選択可能だ。出典:BMW(M135i xDrive 本国仕様)

 

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