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Kyoto Premium Talk『クルマと、わたし』vol.3 ゲスト 内田隆さん(京都青果合同株式会社代表取締役社長)

クルマ遍歴を辿り合う
素敵なコミュニケーション

 
日頃より、大切にしている乗り物を『愛車』と言いますが、愛でているという理由から頭に愛をつける工業製品はほかに、おおよそはカメラやギターを指し示す、愛機や愛器くらいしかすぐには思い浮かびません。これらに共通しているのは、所有者が操作をすることで所有者の技術に伴った動きをしてくれるという点。その動きにはオーナーの感性や感情、はたまた自己表現やアイデンティティが宿っており、だからこそ、自らの分身のようなモノに目一杯の愛情を注げるわけです。マツシマホールディングスの若きリーダー松島一晃は折に触れ、『クルマは移動手段のためだけではなく、そこに情緒的な価値があることも魅力のひとつ』と語りますが、換言すればこちらは、クルマを選ぶ、買う、乗るという楽しさは未来永劫のものだという愛に溢れたメッセージなんです。さてさて、マツシマホールディングスの松島一晃とKBS京都出身のフリーアナウンサー竹内弘一がお届けする『京都プレミアムトーク』のメインコンテンツは京都のキーパーソンと語らう『愛車遍歴』。最新号のゲストは、京都青果合同株式会社代表取締役社長兼グループCEOの内田隆さん。氏のクルマにまつわる華麗なヒストリーは愛と刺激と挑戦に満ち溢れ、また、珠玉のエピソードからは人生の機微に通じる男の魅力を感じとらせていただきました。

Guest


京都青果合同株式会社代表取締役社長 内田隆

内田隆(うちだ たかし)
京果グループ京都青果合同株式会社代表取締役社長 兼 グループCEO。「京の台所」と呼ばれる京都中央卸売市場内に本社を構え、国内外の青果を豊富に取り扱う。京都大学農学部卒、カリフォルニア大デイビス校農業経済学部大学院修士課程修了。1985年、京都青果合同入社。取締役、副社長を経て2002年から現職。

京果 京都青果合同株式会社 http://www.kyoka.co.jp/


 

クルマ遍歴から見える、「相棒」の条件とは。

 

松島お忙しいところ、お越しいただきましてありがとうございます。
内田お招きいただきましてありがとうございます。
松島本企画は、我々マツシマホールディングスが掲げる「クルマを、文化に。」というブランドスローガンに則りまして、京都の経済人・文化人の方々をお招きして、車を軸としたテーマで、京都のこれからについてや京都の文化に触れていこうという趣旨で企画させていただいています。よろしくお願いいたします。
竹内内田さんは現在、マツシマの販売するマセラティ「ギブリ」に乗られていますよね?
内田はい。名モータージャーナリストの竹内さんのご紹介で購入させていただきました。(笑)
メルセデス・ベンツ、アウディ、マセラティで悩んでおりまして、全て取り扱いされているマツシマさんをご紹介いただきました。その節はありがとうございます。
竹内よく覚えています。アウディ RS5とメルセデス AMG E 43も検討されていましたよね。
松島ありがとうございます。マセラティに決めていただいた「決め手」はなんだったのでしょうか。
内田ずっとBMWに乗っていたものですから、BMW以外でという希望は持っていました。今までと違ったタイプの車に乗りたい。そこで、メルセデスにしようかと思っていたところ、マツシマさんはマセラティも扱ってらっしゃると伺って、試乗してみたら音が良くて。自分でもギブリに乗るとは思ってもいなかったのですが⋯⋯。
松島かなり車がお好きとお伺いしているのですが、今まではどんな車に乗ってこられたのでしょうか?
内田初めて乗ったのは、兄のお下がりのトヨタ カリーナ。その後は、日産スカイライン。アメリカ留学中は、フォルクスワーゲン Jetta。日本に帰ってきてからは、トヨタ ソアラ、SAAB、Volvo 940、トヨタ セルシオと乗り継いで、BMWの335i クーペに10年間乗っていました。
竹内まさにその時代その時代のど真ん中をいく名車に乗ってこられたんだなという感じがします。この中で今のマセラティも含めて1番好きと言いますか、忘れられない1台ってありますでしょうか?
内田1番はやっぱりBMWですかね。335i クーペは、小回りが効くしパワーもあって音も良い。いい車でした。買い替えようと思った理由が一つあって、10年間乗って初めてバッテリーが上がって。マセラティは、あまり乗らない時にはコンセントに繋いでバッテリーを充電しておくことができると聞いたので、頻繁に乗る方ではない私にちょうどいいなと思ったんです。
松島一晃
内田隆
竹内335i クーペって、あまり見かけないので印象的でした。
内田そうなんです。京都ではあまり走っていないんですよ。この車は、僕よりも年上の当社の役員が今でも大切に乗ってくれています。
松島車を選ばれる時の「音」へのこだわりは、昔からお持ちだったのでしょうか。
内田セルシオってよくできすぎていて「静か」であることがセルシオの価値だと思うんですけれども、それまで走りが個性豊かな車に乗っていたこともあって、飽きてしまいました。セルシオの反動でBMWを選んだ時は、音に注目して選びましたね。
松島快適性だけではなくて、車の個性というか、乗って感じる高揚感も大切にしていただいているんですね。
内田乗っててカッコいいな、気持ちいいなと思える車に乗りたいですね。車に乗るときにまず車を見て、次にドアを開けて、そして座る時にちょっと気分が高揚するんですよ。だから内装も黒に赤。なんとなくエキサイトするというか、別にスピードは出さないけど乗って自分の気持ちがちょっと高ぶって、音を聞いてなんか納得するというか。
松島車に求めていらっしゃるものがパッションであったり音であったり、どちらかというと情緒的なところになるんですかね。

受け継いできた、京都経済界の系譜。

 

竹内松島さんからみて内田さんは経済同友会の大先輩ですし、もう京都財界の重鎮でいらっしゃいますけど、どういうふうに見えるんですか?
松島初めてお会いさせていただいたのは、竹内さんのご紹介で車を見にきていただいたときで。そのときまだ僕は経済同友会にも所属していなかったので、怖い人だと思っていました。すいません(汗)。でも、同友会に入ってからはすごく若者世代に対して愛を持って接していらっしゃるなと感じています。最近は特にお話しさせていただく機会も増えて、たくさん学ばせていただいています。
竹内近寄り難いオーラを出してらっしゃる時もありますもんね。
内田そうかなあ⋯⋯、気づかなかったですね。人によるのかも(笑)。ひとりでいるのが好きなのは事実ですね。怖がられてる理由が一つ自分でもわかっていて「決まり」にうるさいんですよ。人が言いにくいこともズバズバ言ってしまう。筋道とかそういうことにとても敏感なんですね。
竹内京都が古くから大事にしてきた「筋」とか「礼儀」をすごく大事にされているんですよね。それってご自身が一番しんどいはず。それをされているっていうのは、本当に頭が下がります。
内田僕はあまり気にならないし、正しくないと思ったことは正直に言ってしまうタイプで。例えば最近は、経済人同士の交友でもコンパニオンを利用される方も多いですが、京都で商売しているんだから郷土文化を学べるお茶屋さんに行って学ぼうよと。これは私自身も先輩から教わったことで、そういうことを後輩に口うるさく伝えるのも自分の役目かなと思うわけです。
竹内30代後半から京都経済界の方々とひとつずつ関係を築いてこられたからこそ、京都に育てられたなという実感はお有りでしょうか?
内田もちろんありますね。京都の経済界の先輩は本当にすごい方が多くて、僕みたいなものが普通にお話しさせてもらうということが他の場所ではあり得ないんです。そんなすごい経営者の方々がすごく近い距離で話してくださるんですね。上からではなく、同じ経営者として目線を合わせて話をしてくださるんです。それが京都の経済界のすごいところですね。だから僕も、後輩に対しても偉そうにできないし、しようとも思わないですね。
松島僕が内田さんはじめ先輩に対して感じていることと同じです。一対一で先輩と話せる環境は本当にありがたいと思います。
内田みんな頑張ってますもんね。みんなで日々成長して、京都が良くなっていけばいいなと思います。

 

内田隆と松島一晃

 

食品業界から見る、これからの京都。

 

竹内自動車業界では今「100年に一度の大変革期」といわれていますが、内田さんがご活躍されている食材・食品の業界では、昔と今でどんな変化がありますでしょうか?
内田僕たちは流通を担っているので、物を運ぶということが常に付き纏う業界です。自社で手配するのもそうですが、食材産地から商品がトラックで入ってきて、それをトラックで小売屋さんなど外に出していく。その拠点になる市場で仕事をしているんですね。最近は産地の寡占化が進んで、物流費も上がっています。これによって、商品が入ってこない市場も出てくるわけです。物流に関わる人手不足の問題やコストアップの問題、そこの効率化が業界として抱える課題の一つです。将来的に期待しているのは、自動運転の技術の進歩によって、ドライバー不足やコストアップの問題の解消ができるのではないかということでしょうか。これは自動車業界と手を取り合って進めていけるお話しじゃないかなと思います。
竹内伺ったお話しだと、鉄道輸送・航空輸送などある中で9割ほどが車、トラックによる輸送なんですよね。
松島自動運転に関しては、法規制との戦いもあると思うのですが、内田さんはそういった部分で活動されていたりするのでしょうか?
内田そういったことは物流業界の方が熱心に活動されていると聞いていますね。私たちは荷物をパレット化して、少しでもドライバーさんたちの負担を軽減し時間短縮する方法を見つけられないかと、全農さんなど各団体と協議して業界全体の業務効率化を考えています。
竹内最後に、これからの京都について、内田さんの展望をお聞かせください。
内田京都は「強い」と思います。実際、業績が伸びている企業もたくさんありますから。まず、「京都ブランド」を活かして、今伸びている企業はもっと突き抜けてほしいと思います。観光業界はずいぶんダメージが大きいですが、このコロナ禍を抜けることができれば、日本で一番に観光が回復するのは京都だと思います。そこをうまく掴んで、観光業が復活してくれれば頼もしいなと思います。経営の師に教わった言葉で「ノブレス・オブリージュ」というものがあります。京都で生まれ商売をするならば京都のために何かしなさい、という意味で捉えています。これからも京都の経済人として、京都のためにできることを考えて行動していきたいと思います。
松島経済界・人生の先輩として非常に学びの多い時間でした。ありがとうございました。

 

京都青果合同株式会社代表取締役社長 内田隆さんとマツシマホールディングス松島一晃

 

 

Location


マセラティ京都
(https://www.maserati.com/jp/ja/dealers/kyoto)

京都初のマセラティ正規ディーラーとして2015年2月オープン。
伝統と情緒あふれる京都の街によく似合う、エレガントでありながらも秘めたる情熱を持ったマセラティを実際に見て、触れていただけるショールームとなっております。
 
京都府京都市右京区西院南高田町10
営業時間 10:00〜18:30
定休日 第1・第3火曜日
TEL 075-314-6000

マセラティ京都

 

Profile


マツシマホールディングス社長 松島一晃

松島一晃
1986年生まれ。「クルマを、文化に」という想いのもと、京都を中心に10ブランドの正規ディーラーが複合するグループ会社 マツシマホールディングスの社長。本企画ではインタビュアーに初挑戦。ゲストの感性や人間性に触れる対談にご期待ください。

竹内弘一

竹内弘一
I977年生まれ。キャスター・ジャーナリスト。京都先端科学大学特任教授。21年間、KBS京都アナウンサー兼記者として活動したのち、独立。現在は社会起業家として京都市でこども宅食事業を立ち上げ、大学院で論文執筆に励む。培った人脈を活かし、本企画のゲストブッキングを行う。

 


写真:加川雄一(U-one Photography Studio)

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